「新患は十分」と思っていませんか?

歯科医院経営ブログ

こんにちは!
歯科医院地域一番の実践会コンサルタントの山ノ内です。

今日は新患についてお話したいと思います。
経営相談で、時々、耳にするのが「新患は十分なのでいりません」という言葉です。嬉しい悲鳴ですよね。
経験則的なところもありますが、《チェアの台数×20人》の新患が来院されていれば、確かに十分かもしれません。

ただ、「十分」とおっしゃる方にヒアリングをすると、「十分」ではなく、「入れられない」という表現が適切な医院が多い印象があります。
思うような医業収入に到達できず、《チェアの台数×10人未満》な状況であれば、大抵の場合、新患は必要だと思います。

当たり前ですが、「新患が入れられない」ということは、補綴物等をSETする患者も減っていきますよね。そうすると、保険点数も目減りしていきますし、自費率にも影響していきます。

そして、新患を入れにくくなれば、「あそこの医院は予約が取れない」という評判が立ってしまい、どんどん新患が少なくなってくる可能性もあります。加えて、通常の予約すら入れにくくなっていると思いますので、中断患者も増えてくる可能性があります。

もし、そういう状況に陥っているのであれば、何かしらの対策を立てた方が良いかと思います。

例えば、
「新患枠」を作る
午前1枠、午後1枠でも良いかと思います。
前日まで予約が入らない場合は、ホームページにツイッター等のSNSを埋め込み、当日の朝に空き枠の情報発信を出来る仕組みを整えたり、または、キャンセルリストを作成し、キャンセル待ちの患者に空き枠の情報をお知らせする仕組みを整えられれば、機会損失も起きにくくなると思います。

例えば、
「治療時間枠の短縮」を検討する
治療予約枠の短縮できれば、一時的には新患を入れる枠も多くなります。
多くの医院は検討したことがないだけで、既に、先生自身やスタッフのスキルが向上して、時間短縮出来る治療枠がある可能性があります。ただ、スタッフへの意味付けをしっかりと行わないままに時間短縮を実施すると、スタッフからの不平不満に繋がりかねませんので注意が必要です。すぐには出来なくとも、「半年後にリコール枠は●●分に短縮出来るようにしておこう」などの猶予期間を与えてあげることも効果的です。人事評価が導入されているならランクアップの評価項目にしても良いかと思います。

予約制の医院はアポイント以上の医業収入を得ることは難しいです。それほどアポイントは重要です。アポイントの取り方一つで大きな違いを生み出します。時間もコストです。見直せる医院は、新患を増やすためでなくとも、検討されても良いかと思います。

その他、
「ユニットを増やす」という方法もあるかと思います。
設備費や新たな人件費などのコストもかかりますが、最もシンプルな解決方法になります。

新患が入れられず諦めていた先生、目標の医業収入に到達出来ないなら、上記のような取り組みも一度検討されてみては如何でしょうか。

投稿者プロフィール

山ノ内 友哉
山ノ内 友哉
管理栄養士過程の大学を卒業。男性では少ない管理栄養士の資格を取得し、栄養学と関連の深い大手食品会社系列の製薬品会社に営業職として入社する。
前職の在籍期間は約8年間、700床以上の基幹病院にて医師・コメディカルを巻き込んだ 疾患教室の立ち上げ支援で医療従事者間の信頼関係構築の基礎を習得。その後、東京都内の私立大学病院を担当。そこで、自社製品の「現状」と「あるべき姿」を明確化し、そのギャップを埋める活動を週間単位で落とし、新製品で約95%のシェアを確立する。課題解決の原則を実践し、自らに落とし込む。その評価を受け、最も影響力のある東京大学医学部附属病院を担当。
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