大事な1年目だからこそ、最初を大切に

スタッフ教育

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実践会ブログを御覧の皆さん、こんにち(ばん)は。
コンサルタントの染谷です。

歯科医院の経営コンサルをして、はや4年目?くらいになります。
毎年、この季節を迎えますが、やはり新鮮な感じがします。
特に新卒が入った医院さんは結構雰囲気というか空気が変わる気がします。

そこで

せっかくなので「新社会人になるあなたへ」的な内容にしたいと思います。

私が1社目に入社して、直属の上司から言われたのは、「しばらく、適当にしてていいよ」でした。同時に「代表からは、24時間364日働け!」という相反する言葉。

とにかく、わけがわからず、ただただ、会社のメンバーはとにかく忙しく働いています。
1社目は徹夜、会社に泊るは普通の環境でした。

そんな中「しばらく適当にしてていい」という…

全くその真意がわかりませんでした。

3日目、その上司に真意を聞いたところ、こう答えてくれました。

「大丈夫、ガチの案件が始まったら、すぐに自分の時間なんか無くなるから。適当にしている時間なんかなくなし、入社したばっかりくらい、適当に全社的に何をしてるか眺めてたら~」でした。

さらに言うと、この「適当にしてていい」という言葉には、「自分で判断するな」という意味あいも含まれていました。

「あの案件は楽しそう」「あんな業界担当できたらかっこいい」
「なんかあの人は厳しそう」「向こうのユニットに行ったらやりたいことと違いそう」とかとか、ポッと出の学生から社会人になりたての私は、そんなことばかり考えていました。

つまり、そのどれもがただの妄想というか、印象でしかなく、もしくは先輩、同期らから聞いた噂にすぎません。

そんな妄想なんかで、現場を判断することなく、全体をありのままに見て、事実をとらえる。

実は、この判断しない時間をもつことは、これまでの私に大きな影響を与えてくれていて、

「判断しない」

それはすなわち

「そのもの自分の目で見て、そのままを事実としてとらえる」

ということも含まれていたとか。(ほんまかいな)

ただ、今の仕事でもそうですが、「偏見」や「妄想」にとらわれてしまうと、本質を見抜けないことが多いです。

知識も経験もないのに感情や印象で決めつけるな。それが、「そのままを事実としてとらえる」
「適当にしてていいよ」の正体だったと。

ぜひ、入ったばかりの皆さんは、判断することなく「とにかく教わったことを忠実にやってみてください
そして、感情の、特にマイナスな感情の入った言葉には耳を傾けないようにして下さい。
「どうせ、●●だから」「やっても意味ないよ」「▲▲してもかわらないよ」など。

今の仕事を初めて、ふとこの言葉をよく思い出します。

たとえば、院長からの話を聞き、スタッフの話を聞く、この時点ではまだお互いからの噂ベース。

それをどのように、本質的に事実として把握していくか、などなど。
このように特に人による業務が多い場合、かならずそこに各人の感情や思考が渦巻きます。
ただただそれを鵜呑みしてしまうと、本質的な部分が見えてこないことが多いと実感しています。

社会人になりたてのしょっぱなに、この言葉を聞けてよかったな~と思います。

今でも何かを始めたり、ちとストレスが溜まってやべぇとき、あ…これ失敗してもた、なとき、この言葉を思い出すことが多いです。

「適当にしてていいよ」

新社会人になる皆さん、この春から新たな一歩を住みだす皆さまへ

どんな言葉でもいいし、ひょっとしたら今日見た景色かもしれない。

ちょっとばかし、帰り道の風景を見てください。

今日のその風景が、将来働くあなたのクスリになるかもしれません。心の一枚絵になるかもしれません。

 

そんなこんなでおめでとうございます!
世界が歓迎しています。

 

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P.S. 私はその言葉を聞いた翌日「1週間後にプレゼンお願いね~」で血反吐の社会人人生がスタートしました。

投稿者プロフィール

染谷 東希
染谷 東希
慶応大学卒業後、投資コンサルティング会社に入社。2年連続売上No1達成。
工業系専門商社を経て、友人の父親が経営する会社再生のため新規事業に参画。
全く知識・経験がなかったWEBメディアを立ち上げ、開始わずか半年で月2千万円の利益が出る事業へと育てる。その発想力と実行力、マーケティング力で成果を出している。
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