患者数が減少したと感じたら改善するべきポイント

歯科医院経営ブログ

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皆様、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山本峻士です。

本日は、

患者数が減少したと感じたら改善するべきポイント

というテーマでお伝え致します。

「今まで、あまり医院経営の事を学んだり、実践したことはないけれど、

最近患者数が減っているような気がする・・・」

という相談を、開業してから長年経過している先生方から相談されることがあります。

ただ、具体的に何から始めたらよいかわからない、という事があると思います。

今回は、このようにお感じの先生方に向けた、チェック項目と改善するべきポイントをお伝え致します!
①月間新患数≒1日来院数である

ほとんどの歯科医院では、この公式に当てはまります。

恐らく徐々に来院数が減っている歯科医院さんは、新患数が以前より減っておりませんでしょうか?

来院数を増やすためには、新患数を増やすしかありません。

特に重要なものはホームページです。

未だにホームページがない、または作成してから長期間経っておりそのままにしていて、

新患数が増えることはありません。

今では、ランサーズクラウドワークスココナラというサイトで、格安でホームページを作成できる人を、

簡単に探すことが出来ます。

またただ単に、ホームページを作ればよいというわけではありません。

大切なポイントは数多くありますが、

特に重要なポイントは、

『写真』『次のアクションのしやすさ』です。

写真もプロのカメラマンに撮影して頂くことをオススメします。

ちなみにカメラマンもホームページ作成同様に、ランサーズなどのサイトで簡単に探すことが出来ます。

おおよそ3万円~5万円ほどです。

また、ホームページも大切な事は次のアクションのしやすさです。

電話がしやすい、web予約のしやすさ、またその近くに診療時間などの表記があるのか、

という事が重要です。

今一度、自分自身のPCやスマホで見た際に、次のアクションがしやすいものになっているのか、

という事を検討されることをおすすめ致します。
②脱落の分析・脱落させない

新患数が少なくとも、1日来院数を維持するためには、脱落させないという事が重要になってまいります。

まずは、どこのタイミングで脱落をしているのか、3カ月分だけでもいいので分析してみてください。

一般的には、

1回目→2回目(応急処置のみ)

主訴改善後

P処置中

根治中

治療終了後

メンテナンス1回目→2回目

と言われております。

ほとんどの要因は「治療の重要性を理解していない」ために、治療に対するモチベーションが低下してしまうからです。

その為に、「カウンセリング」の導入がオススメです。

今後の治療をどのように進めていくのか、

なぜ歯周病治療から先に行うのか、

どれくらいの期間かかるのか、

などという事をお伝えしなければ、痛みがなくなったタイミングで

「別に痛くないし、忙しいからいいか」

と患者さんはなってしまいます。

先生方からすれば、チェアサイドでもお伝えしているつもりだと思いますが、

患者さんは歯科治療の事を詳しく分かっておりません。

簡単に1回説明されたくらいでは、すべてを理解するのか困難です。

しっかりとカウンセリングの時間を設けていき、

患者さんを教育していく時間を設けてまいりましょう。
③「この歯医者当たりだな」と思わせる

人に対してもそうですが、やはり重要なポイントの1つは「第一印象」です。

第一印象が良ければ、医院への信頼にも繋がります。

どれだけ患者さん目線で取組みが出来ていますでしょうか。

・清潔感

・身だしなみ

・挨拶・笑顔

・ウェルカムカード

・説明のわかりやすさ

などなど、細かい事を上げたらキリがありませんが、

一度スタッフと一緒に、患者さん役とスタッフ役に分かれてロープレをすることもオススメです。

どうしても毎日の患者さんを回すことばかり目が行ってしまうと、

患者さん目線という事を無意識に忘れがちになります。

歯科医院はもちろん医療機関ではありますが、

徐々にサービス業という見られ方をしてきております。

歯科サービス業であるという意識を持つこともとても重要です。
今回は、特に重要な3つのポイントをお伝え致しました。

是非、患者さんが減少していると感じた先生は実践してみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

山本 峻士
山本 峻士
高校時代に陸上競技のやり投げに出会い、インターハイ、国体に出場。大学では関東学生選手権で6位入賞。新卒で大手製薬会社でMRに従事。
入社2年目に1300人中TOP3に入る。その後、プルデンシャル生命保険に転職。初年度に社長賞に表彰される。
これまで習得した目標達成スキルと信頼関係構築スキルを軸に、成果を出している。
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