スタッフの求人

スタッフの求人 労務・人事評価・採用

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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。

最近、医院にお伺いをしている中で打ち合わせに多く出る課題は、スタッフ求人です。

以前は歯科衛生士さんの求人が難しいとの声をよく聞きましたが、最近は歯科助手、受付、トリートメントコーディネーター(以下TC)などの求人の反応も弱く優秀なスタッフの採用がより困難になってきている状況です。

他業界も求人を強化している中、今までと同じ求人の取り組みでは、やはり採用が難しくなってきているのはその通りです。

優秀な受付やTCの候補者は他業界でも欲しい人材になっています。
その際、やりがいや自己実現感ももちろん重要な要素ですが、昨今の就業環境では勤務条件も大きなファクターとなっています。

給与、勤務時間、残業、土日の連休など一般企業と比較して歯科業界では弱点になるところも出てきています。

今年度の採用は順調に進んだでしょうか。経営計画の予定通りに採用を出来たでしょうか。

今年度が計画通りに進んでも、今後採用市場はより激化することが予想されます。

今までの取り組みで継続していくところ、新しく取り組むことを明確にしていくことが大切です。

最近、私がお伺いをしている医院でよく見られる歯科衛生士さん求人の取り組みとしては、以下のようなものがあります。

1.イケメンの勤務Drが衛生士学校にご挨拶に行く

今までは院長や事務長が挨拶にいったり、院長が卒業生を連れて挨拶にお伺いをすることが多かったのではないでしょうか。

院長に挨拶に来て頂いても悪いことはないのですが、学校には気を使わせているだけということになっているかもしれません。

そこでイケメンの勤務DrにDH採用の担当になってもらい、学校にも「DH採用担当の◯◯です。これから、よろしくお願い致します。」などの挨拶をしてもらっていくと先方の受けが非常に良くなったケースがあります。

実際にこの取り組みで過去数年間、地元の学校から採用が出来なかった医院が、その年から、その学校で2名採用につながった事例などがあります。

2.求人サイト、求人ページを写真訴求中心にする

ネット媒体、ハローワーク、学校への求人票など多岐に渡る求人を登録していると思います。

多くの場合、詳しくはホームページをご覧くださいということで、ホームページへの閲覧につなげていきます。

その際、最近の学生さんや若手スタッフは文章を読んで理解をするよりも、画像で訴求をする方がイメージを膨らませやすいのです。

ホームページを読んでもらう大きな目的は、医院理念を伝えることではなく、医院に興味を持ってもらい、まずは医院見学に来てもらうことです。

医院理念やこだわりは医院見学に来てから、タイミングをみて伝えていくのです。

患者様にカウンセリングをする場合も、カルテ内容を示すよりも、口腔内カメラや術前術後のCG、または他の患者様のインタビューを見てもらう方が伝わりやすいですよね。

出来るだけ、医院の魅力をビジュアルで訴求をしていく戦略が重要になってきています。

まだまだ採用に関する新メゾットはあるのですが、今回はここまでにしておきます。
機会を見つけてまたご紹介をしていきましょう。

投稿者プロフィール

横山 光孝
横山 光孝
弊社唯一の中小企業診断士資格保有者。
前職で飲食専門経営コンサルティングを経験。
8年間に渡り、競争激しい飲食業界の300企業以上の業績アップで培った経験を基に岩渕メゾットを効果的に展開中。
二人の子持ちで豊富な人生経験は社内一。
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