歯科医院の新人スタッフが育つ環境づくりのポイント①

歯科医院の新人スタッフが育つ環境づくりのポイント① スタッフ教育

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こんにちは!経営戦略研究所、コンサルタントの渡邊健二です。
4月は多くの新人スタッフが入社し、それぞれの歯科医院さんで育成を
進めている時期かと思います。

そこで2回に渡って、新人スタッフが育つ環境はどのようにつくっていくのか、
というテーマでお話いたします。

まず、当然のことながら新人スタッフは自分の力だけで
育っていくわけではありません。

「本人の力×育つ環境」

この考え方が重要だと私は思うのです。

先生の歯科医院では、以下のようなことはないでしょうか?

□新人が努力して実践したことを誰も気づかない
むしろ煙たがられている。
□先輩が新人と話をする時はミスを指摘する時だけ
□新人向けのセミナーで新人が習ったことを、院内でやっている人が誰もいない
□セミナー後に、セミナーの話を誰からも聞かない

このような環境では新人はめげてしまいます。
恐らく私でもめげると思います。

新人のうちから、
「こんな状況だからこそ、私が頑張らなければ○○歯科医院は変わらない!」
そう言ってくれる新人スタッフは恐らくほとんどいないと思います。
もしいたら、とても大切にしてあげて下さい。

なぜならば、他にも歯科医院や、就職先はたくさんあるからです。

また、よっぽど働く理由があれば別ですが
大体の場合は、スタッフさんは“たまたまの出会い”によって
先生の医院を選んでいると思います。

・たまたま求人広告を見ていたら
・学校の先生から紹介されて
・ハローワークに行ったら担当の方から紹介されて
・探していたら、スカウトメールを頂いて
・お母さんに歯医者さんがいいのではと言われて
このような理由が多いように感じます。

「○○歯科医院を、先生と一緒に地域で愛され
歯科医院にするために私は応募しました!」
最初からそう使命感に燃えて応募する人は、
歯科界だけでなく、他の業界でもほとんどないと思います。

いるとすれば、下記のいずれかだと思います。
・長い期間かけて応募を決意しているか
・地域でのブランディングが出来ている歯科医院か、
・実際に一緒に働く機会があり、魅力を実感しているか。

そのような新人スタッフが、先生の歯科医院のために頑張ろうと思ってもらうためには
スタッフが育つ環境を整えていくことが重要です。

私は自身のマネジメント経験から育つ環境づくりのポイントを
3つにまとめています。

①新人スタッフがモデルとする先輩(人)がいる
②周りに相談出来る環境がある
③自分の仕事を好きになる仕組みがある

次回はこの3つのポイントについて、詳しく説明をしていきたいと思います。

投稿者プロフィール

渡邉 健二
渡邉 健二
早稲田大学卒業後、大手求人広告会社に新卒入社。
8年間の在籍中に2000社を超えるクライアントを担当。採用のノウハウを学ぶ。
社内ではセールスとマネジメントの異なる分野でMVPを受賞。また、育成したメンバーから全社MVPを輩出。人の強みを活かす育成・プロジェクト運営を軸に、成果を出している。
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