年間目標の作り方2018

年間目標の作り方2018 スタッフ教育

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2~3ヶ月おきくらいのコンサルティング先では「早すぎですが、よいお年を」とお伝えする時期です。そろそろ来年の目標を設定する時期になってきました。原田式の年間目標設定を書いていますが、「書くのが難しい」「いまのスタッフにはハードルが高い」という場合もあります。今回は少し軽めの年間目標の作り方をお伝えします。

簡易版年間目標の方法は次の5ステップです。

  1. まず院長先生や幹部スタッフが書いて実践する。
  2. それをお手本にして、他のスタッフにも書いてもらう。
  3. 掲示する。
  4. 振り返る。
  5. 月間目標に落とし込む。

 

<1と2について>

スタッフだけが書く、というのは説得力がありませんので、まずは院長や幹部スタッフが実践しましょう。お手本があったほうがやりやすいです(背中を見せるというのが大事)。トップ層の書いた年間目標をお手本にして、他のスタッフにも書いてもらいます。もちろん、一斉に全員が書くというのもアリです。

「年間目標を書くのは難しいなぁ」という場合、次を見本にしてみてください。

1つめが受付側が書いたもの、2つめが診療室側が書いたものです。

書くポイントは

●スキル・知識の向上,医院の知名度・評判を上げる行動,説明・対応・思いやりなどを対象にする。
●ただの「がんばる」「増やす」「よくする」などはNG。具体的に、数字や期限を入れる。
●できれば10個(難しければ7個)以上

ということです。

少なくとも「いつまでに何を達成したいか(身につけたいか)」を頭の片隅に置いて書けば、そんなに難しことではないと思います。先ほどの見本は完璧ではありませんが、合格ラインだと思います。こういう目標設定になれてから、来年や再来年に原田式に移行できればいいですね。

<3について>

次のステップは「掲示する」です。せっかく作った目標なので、いつでも見えるようにしておきます。もちろん患者さんから見えないところがいいです。1年という少し長い期間なので、忘れやすく、すぐに確認できるようにしたほうがいいでしょう。ラミネート加工して、きれいに貼っている歯科医院もありますが、そのままでもOKです。

<4と5について>

4番目と5番目はセットです。毎月1度は見直し、月間目標に関連する項目を書きます。年間目標→月間目標という流れができたら最高です。「月間目標の導入はまでは難しい」という場合は、月に1度、ミーティングの始めや終わりに1分間ほど、見直しの時間をとります。

投稿者プロフィール

五島 光
五島 光
元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。
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