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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。
スタッフと19年も面談していると、意外なことがスタッフのモチベーションを下げてていることに驚くことが度々あります。
院長の些細な行動がスタッフのモチベーションを下げていたりします。
その中でも、意外に多いのが院長のパソコンです。
院長先生は日々、診療に全力を投入しています。それが大変なことはよく分かっています。
しかし、いくら院長先生が日々の診療を頑張っていて、診療意外にも院長としてやらなければいけないことがあったとしても、スタッフとしてはなかなかそこまでは理解してくれません。
院長としてのあるべき姿をかなり厳密に求められてしまうのです。
どのような行動がスタッフのモチベーションを下げてしまうのか?
それは・・・
院長先生のパソコンなのです。
診療中、ちょっと患者さんが空いたので院長室に行ってしまう。
まず、この行動を止めたほうが良いのですが、スタッフが院長室に先生を呼びに行ったときのパソコンのモニターに映っているものをスタッフは驚くほど、よく見ています。
・株の取引の画面
⇒どうしても、診療時間中でないと株取引をできる時間がないという事情があるのは分かります。しかし、スタッフからするとそんなことは関係ありません。
「院長は診療中に株の取引をしている」
「パソコンにあの黒い画面が表示されてるだけで、モチベーションが下がります」
「私達がミスをしたとかだったら、最悪わかるんですが、株で損をしたのか、それで院長の機嫌が変わったりするのは本当に勘弁してほしい」
というようにスタッフは思っているのです。
・車の画面
⇒院長が欲しい車などの情報を調べているのでしょう。その気持ちはわかります。しかし、そういうことは診療時間外にするか、院長が診療を任せられる体制にしてやってほしいとスタッフは思います。
⇒院長とは立場が違いますが、スタッフは「院長がそんなことしていて良いんだったら、私だってパソコンで洋服を選んでいたい」と思ってしまうのです。
・ヤフーニュース
⇒ヤフーニュースぐらい見るよねという気持ちもわかります。しかし、院長先生が「診療時間中はショーと同じように俳優として自分の役割を演じきって欲しい」というようなことを言っていたりすると、「先生はあんなこと言ってるのに、自分は診療時間中にヤフーニュースを見ている」と言われてしまいます。
・スマホゲーム
⇒たまに診療時間中に手が空くとスマホゲームをしている勘違い勤務Drがいますが、院長自身がそんなことになってしまっては「先生はやる気が無いんだな」と思われてしまいます。スタッフからすれば「手が空いたら、スマホゲームで遊んでて良いんだ」と思われてしまいます。
また、院長室のパソコンは院長しか使わないからまだ良いですが、たまにあるのが、診療室のパソコンです。
診療室のパソコンはスタッフも使いますので、例えば、インターネットで何かを検索したり、閲覧した場合には履歴が残ってることがほとんどです。その履歴をスタッフが見てしまう。
もしくは先生のメールをスタッフが見てしまうということが意図せずして起こることがあるのです。
そうなってしまったとしても恥ずかしくない?問題がない?スタッフがガッカリしないように注意してください。
Google Chromeであればシークレットモードを使うとか、パスワードは誰にも分からないようにするなど、情報のセキュリティーについても意識しておくことは大事だと思います。
これらのことは非常に些細なことですが、そのような些細なことがスタッフのモチベーションを大きく左右することを理解して、日々の行動に気をつけることをオススメします。