埼玉県狭山市で開業されている医療法人 桜光会 あおば歯科クリニック様は、患者さんは順調に来ていたもののスタッフマネジメントに悩まれていました。2013年に岩渕の著作「歯科医院地域一番実践プロジェクト」を読み、そこから経営塾に参加。2015年からコンサルティングを実施し、ホームページの構築やマネジメントを強化することによって、ユニットは7台から14台へ、医業収入は3年で2倍になる成長をされています。
コンサルティングを導入する前の医院の状況、困っていたこと
看板も非常に小さくて、ホームページもないような歯科医院だったんですね。ただ、幸い売上も患者数も平均以上来ていましたので、傍から見たら成功した歯科医院という感じだったと思います。しかし、スタッフマネジメントがうまくいかなくて、毎朝、出勤するのが非常に苦痛な日々を送っていました。
コンサルティングを導入したきっかけ
岩渕さんと出会う前まで、実はマーケティングとマネジメントという言葉を知らなかったんです。そのくらい経営に対して無頓着だったんですね。そんな状況だったので、是非コンサルを受けて経営というものを実際に自分でやってみたいな、という思いで申し込みました。
コンサルティングを導入して良かったこと
やったことのないことをやるのは本当に決断力が必要でした。その決断をコンサルに来てくれた五島さんが私をうまく後押ししてくれたと思います。あと、コンサルをやった後、毎月やること表というのをもらいます。そうすると、やらざるを得ない状況に追い込まれて、やること表の半分でもやっていくうちに、だんだん成果が出始めたという感じです。
医院の成長につながるような提案はありましたか
なんと言ってもホームページの導入です。たぶん五島さんがいなかったら未だに完成していなかったんじゃないでしょうか。ホームページでうちのコンセプトを伝えられるようになりまして、患者様がかなり遠方からも来院するようになりました。
他のコンサルティング会社との違い
実践会の良いところは他の医院との情報交換ができるということですね。あと、歯科に特化しているので、コンサルが非常に的確だと感じます。いつでも相談できるアドバイザーが隣にいるというだけで、精神的に非常に安心できますね。
コンサルティングの導入によるスタッフの変化
院長に言えないようなこともコンサルには話をしているようなんですね。直接スタッフから言われるとぎくしゃくするようなところもあるんですが、コンサルからワンクッションをおいて、婉曲に言われると、よくよく考えて、自分も改善しなきゃいけない点があるということがわかってきますから、潤滑油のような役目をしてくれていて大変ありがたいと思っています。
コンサルティングの導入による数値面の変化
レセプトの数はほぼ2倍。売上も2倍になりました。あとは自費率が4~5%だったのが、30%を超えるようになったというのが、自分でも驚きですね。ユニットが7台だったが10台になりまして、今週には4台更に増設して、2階にはセミナールームをつくりたいなと思っています。
コンサルティング導入を検討されている先生にアドバイス
コンサルを導入するということは、変化を求められるということです。人は変化を嫌いますから、決断がなかなか出来ない先生もいらっしゃると思います。ですが、迷われているということは、既に変化の第一ステップに立っているということだと思います。「変える」という決断さえあれば、あとは向こうの方から自然にどんどん良い流れが来るんじゃないかな、というふうに思います。