中小企業診断士になることがどれだけ大変か 1
2015.01.09
私は中小企業診断士の資格を取得したことで経営コンサルタントになることが出来ました。
この資格取得により経営について「教えてもらう側」から「教える側」に立場が180度変わったのです。
こんにちは、経営戦略研究所株式会社の横山光孝です。
このサイトやブログ読んで頂いている方は、おそらく経営コンサルタントを目指そうとしている、あるいは経営コンサルタントに興味をもっている。
もしかしたら既に経営コンサルタントであるが、どんなコンサルティング会社があるのか、どんなコンサルティングをしているのかを知りたい。
また医療経営コンサルタントって、どんなことをしているのか、どのようにコンサルティングを実施しているのかという情報収集をしている方もいらっしゃるかもしれません。
私も経営コンサルタントという職業を知り、経営コンサルタントになりたいと思った時は、どうすれば経営コンサルタントになれるのだろうと情報を収集することから始めました。
当時、まず手に取ってみたのが日本経済新聞です。
そこに「あなたも経営コンサルタントの国家資格を取れる!」という広告を目にしたのです。
その国家資格というのが「中小企業診断士」だったのです。
経営に関する専門的な知識も経験もない自分にとって経営コンサルタントになるには、この資格取得がコンサルタントになる方法の一つだと考え早速この資格取得のための情報を集めました。
調べてみると資格取得までの道のりは、とてつもなく高いハードルに感じたものです。
最終合格率・・・3%
■第1次試験・・・7科目(経済学・経済政策、財務・会計、企業経営論、運営管理論、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)
※1次試験合格後2年以内に2次試験に合格できない場合は1次の合格は取り消し
つまり再度、1次試験から受け直すことになる
■第2次試験・・・4事例(組織・人事戦略診断、マーケティング・流通戦略診断、生産・技術戦略診断、財務・ファイナンス戦略診断)
■口述試験・・・経営コンサルタントとして競争力を持つような助言能力の有無を判定
■企業診断実務補習・・・実際に2企業について経営診断、助言、勧告を実施する
■実務補習完了後に経済産業省に中小企業診断士として登録
高いハードル、遠い道のりに感じます。
しかし資格取得をすると経営コンサルタントになる道筋は見えてくるのです。
経営コンサルタントを目指そうとする人の中には、まずそのスタートとして中小企業診断士の資格取得を考える人も多いのではないかと思います。
弊社に経営コンサルタント希望として応募をしてくる方にも「現在、中小企業診断士の資格取得の勉強をしています」という人が数多くいます。
しかし中小企業診断士の資格を既に取得している人は、ほとんどいません。
中小企業診断士の資格は経営コンサルタントになるために必須の資格ではありません。しかし中小企業診断士の資格取得に必要な専門知識は経営コンサルタントとして本当にコンサルティング先に成果を出すためには必要なものです。
この資格は、どのように取ればよいのでしょうか。
次回、私の中小企業診断士の資格取得法をお教えします。
横山 光孝
弊社唯一の中小企業診断士資格保有者。前職で飲食専門経営コンサルティングを経験。8年間に渡り、競争激しい飲食業界の300企業以上の業績アップで培った経験を基に岩渕メゾットを効果的に展開中。二人の子持ちで豊富な人生経験は社内一。