経営コンサルタントという仕事が、一人で仕事をするイメージがあるため、助けてくれる人がいなそう、というイメージがある
2015.02.10
経営戦略研究所 株式会社 代表取締役 岩渕龍正です
今回は医療経営コンサルタントを目指すうえで多くの人が不安に思うかもしれない
経営コンサルタントという仕事が、一人で仕事をするイメージがあるため、助けてくれる人がいなそう、というイメージがある
というテーマについて解説したいと思います。
確かに、うちの会社のコンサルティングスタイルですと1つのクライアントを1人のコンサルタントが担当するとなっています。
ですから、よっぽどのことがない限り、コンサルタントが交代になることもありません。
しかし、各クライアントの状況は報告してもらっているので、コンサルティングの中で起きてる問題、悩み、不安などについては私から直接、アドバイスをしています。
わからないことについては逐一、電話で相談を受けたり、会社で話し合ったりしています。
うちの会社では、他の会社と違い、こういう会話がありません。
「おまえ、今月いくらだ?」
「そんなんで予算行くと思ってるのか?」
「どうやって、未達部分を埋める気だ?」
こんな会話は全くなく、それよりも
「どうやったら、クライアントがよくなるか?」
「もっと、こういう取り組みをクライアントでした方が良いんじゃないか?」
という話ばかりしています。
ですから、実際にクライアントに行ってコンサルティングするのは自分ひとりですが、クライアントの状況を把握して、アドバイスしてくれる上司がいますので大丈夫です。
それと、最初から最後まで、自分ひとりがクライアントのコンサルティングをする利点があります。
それは・・・
・超圧倒的当事者意識
・物凄く力がつく
ということです。
・超圧倒的当事者意識について
経営コンサルタントとはいっても、実際に自分が経営しているわけではありません。
でも、経営者に経営のアドバイスをしなければならないのです。
しかも、自分ひとりで考えて、自分で提案し、自分で結果を出さなければいけないのです。
物凄い当事者意識が養われます。
時には、クライアントの経営者よりも、コンサルタントの方が会社のことを考えているぐらいに当事者意識が養われるのです。
・物凄く力がつく
自分ひとりでクライアントのすべての経営課題について答えられなければいけません。
当然、分からないことがあれば自分で調べなければいけません。
そして、自分で結果を出さなければなりません。
これらを通して、物凄い力がつきます。
普通のサラリーマンであれば、例えば、営業、人事、マーケティング、経営企画、など大きな会社になればなるほど1つの業務をやります。
しかし、うちの会社で医療経営コンサルタントとして一人前に成長すると、その全ての力が求められ、全ての力が習得されるのです。だからこそ、うちで頑張れば、普通の人の3倍のスピードで成長できるのです。
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。