効果が無かった(コンサルをしても結果がでなかった)時の事が不安
2015.02.17
経営戦略研究所 株式会社 代表取締役 岩渕龍正です。
今回は医療経営コンサルタントを目指すうえで多くの人が不安に思うかもしれない
「効果が無かった(コンサルをしても結果がでなかった)時の事が不安」
というテーマについて解説したいと思います。
当然、うちの会社であっても、経営コンサルティングを全力でやっても、効果が出ない時があります。
成功率100%ということはありません。だいたい99%ぐらいでしょうか。
もちろん、結果が出るように最善は尽くしますし、結果が出なそうな場合には私からもアドバイスをして結果が出るように最善を尽くします。
しかし、それでも結果が出なかった場合、コンサルティング契約が終了になります。
そして、最悪の場合、クレームになります。
結果が出ない場合、大きく分ければ2つの要因に分かれます。
1.経営コンサルタントの力不足
2.クライアントの行動力不足
経営コンサルタントの力不足だと思われる場合には、それまでいただいたコンサルティングフィーを返金してしまいます。そこまで、うちの会社は覚悟を決めてコンサルティングをしているのです。
クライアントの行動力不足の場合もあります。
いくらどんなに素晴らしい提案をしても、クライアントが実践してくれなければ、何も意味がありません。
もちろん、クライアントが実践してくれないこと自体もクライアントの力不足の一部ではあります。
そのような場合、しっかりとクライアントと話し合って、返金するかどうかを決めています。
医療経営コンサルティングの場合、どうしても、クライアント自身に実践してもらわなければいけないことも数多くあります。それを実践できない、もしくは実践する気がない、実践する力がないクライアントと付き合ってしまうと大変です。
ですから、「誰でもコンサルティングを希望するならやりまっせ」というスタンスではなく、しっかりとうちの会社のやり方と考え方を理解して、それに賛同し、しっかり行動してくれるクライアントと付き合うことが大事なのです。
だからこそ、うちの会社では、まだコンサルタントとして力がない間は難しいクライアントは任せませんし、成果を出すことが難しそうなクライアントのコンサルティングはあえて受けないようにしています。
目先のお金を追求して、一番大事な信頼を失ってしまっては何の意味もないからです。
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。