MBAとはどのようなことを学ぶ場所なのか?
2015.02.20
こんにちは!
経営戦略研究所株式会社の萩原直樹です。
MBAと歯科コンサルティングに関係性に関してお伝えをしたいと思います。
事実、私は現在MBAを取得すべく大学院に通いながら歯科コンサルティングを行っております。
お付き合いさせて頂いているクライアントに
「MBAを学んで何になるのですか?」
「何故MBAを専攻しているのですか?」
と聞かれることがよくあります。
お答えしている内容としては
「コンサルティングを行っている立場として、現在提案させて頂いているコンサルティング手法が歯科という医療業界にのみ通用する局所的な知識ではなく、様々なケースの状況分析や経営判断に活用できるかを検証したいこともあり通っています。」
と話しています。
MBAを学び進むことで様々な知識が得られます。
・経営戦略
・マーケティング
・ファイナンス
・アカウンティング
・リーダーシップ
・志の持ち方
など
MBAでは上記の知識をただ教科書的に学ぶのではなく、
実際にあったケースメソッドを中心にグループワークを通じて学んでいきます。
そのため考える力が養われ、状況判断ができるようになってきます。
難解なものもありますが実例のため非常に参考になります。
その時に経営者がとった行動は何故そうだったのか、
その結果はどうだったのか、
深い考察と検証が行われます。
もちろん歯科コンサルティングにおいてもMBA手法は役に立ちます。
どの分野(インプラント・矯正など)でどう差別化をするのかという点ではマーケティング、
少人数のチームをまとめるという点ではリーダーシップ、
医業収入の良し悪しを見るにはアカウンティング、
どのようなものに施設投資をすれば良いかはファイナンス、
が用いられます。
現場を見るときに学んだことが活用できるかどうかを考えながら見るだけでも印象は大きく変わります。
歯科医院は中小企業です。
院長が常に色々なことを把握、決断をしなくてはいけない、非常にスリリングな経営スタイルです。
ワンマン経営では有りませんが、副社長のような方もいないのでそうせざるを得ない状況にあります。
だからこそ私たちのようなコンサルタントがサポートをして、
良い方向に進めるようにひとつひとつの施策を提案していきます。
歯科医院は規模が大きくないがゆえに効果的な施策は短期間で経営を改善します。
私達は様々な知識を吸収し、多角的観点から歯科医院経営をサポートしています。
これからも信頼される歯科コンサルタントを目指して研鑽をしていきます。
萩原 直樹
前職の大手求人広告会社在籍中は営業としてグループMVP、チーフとして全社MVPを受賞。18ヶ月連続売上・新規数字目標達成記録を持つ。その後、採用コンサルティング会社に6年間、勤務。大手小売業を担当、組織の仕組化を提案。営業で鍛えた行動力と採用コンサルで鍛えた論理的思考力で成果を出している。