経営戦略研究所 代表取締役　岩渕龍正です。

今日は医療経営コンサルタントを目指す方の多くが不安に思うかもしれない

「タバコは吸えるのか？」について解説したいと思います。

他の医療経営コンサルティングをしている会社は分かりませんが、うちの会社は禁煙です。
会社が禁煙というだけでなく、うちの会社に入るのであればタバコを止めてもらいます。
会社にいる時間、コンサルティング中だけでなくプライベートでもタバコを吸うことは禁止です。

タバコを吸う方は採用しません。
今はタバコを吸っていても、うちに入るのであれば止めなければいけません。

理由は簡単です。
タバコを吸うことで、肺がん、喉頭がん、口腔がんを代表としてさまざまな病気になるリスクが劇的に上がります。

医療経営コンサルタントは人々を健康にする医療機関の経営コンサルタントです。
その健康に関わる私たちが積極的に健康を害するようなことをするのは言ってることとやってることが違うと言われても仕方ありません。

そして、言ってることとやってることが違うと思われれば、私たちの言葉に説得力はなくなります。
医療経営コンサルタントが直接、できることもありますが、やはり多くの場面で実際にはクライアントにやってもらわなければならないのです。

私たちの仕事は言葉がほぼ全てなのです。
その言葉に説得力がなくなれば、仕事になりません。
だからこそ、うちの会社ではタバコを吸う人は採用しないのです。

しかも、うちの会社は歯科医院経営コンサルティングをしています。
歯科の病気はほぼ２つです。
虫歯と歯周病。

ほとんどの人は虫歯のことは知ってますが、歯周病のことはあまり知りません。
歯周病リスクを劇的に上げるのが喫煙なのです。

そういう意味でも、タバコを吸う人は採用できないのです。

実は、タバコは身体に悪いだけではないのです。
考え方にも問題があります。

タバコを吸えば、自分の身体を害することは誰でも知っています。
長期的な自分の健康よりも、目先の気持ちよさを優先してしまう考え方が問題なのです。

更に、自分の健康だけでなく、自分が吸ったタバコの煙で周りにいる人の方が受動喫煙によって健康を害することが証明されています。つまり、周りの人に多くの害悪をもたらしながら、自分の目先の気持ちよさを優先してしまうような考え方を持ってる人がクライアントのために最善を尽くせるのかというと難しいと思うのです。

ですから、そのような人は採用しない。
うちの会社はそういう考え方です。