飲食専門コンサルの経験がどのようなときに役に立っているか?
2015.04.17
こんにちは、経営戦略研究所の横山です。
私は現在、医業経営コンサルタントをしています。そのために中小企業診断士の資格を取得したり、その後、外食産業専門コンサルティング会社でコンサルタントをやっていました。
この外食産業のコンサルティングの経験が現在、どのようなときに役に立っているのでしょうか。
外食産業のコンサルティングは現場店舗の業績向上と並行して、多店舗化、チェーン化、FC化、他事業への多角化、上場などに関するコンサルティングも実施していきます。
これらの多方面で成果を出していくには多くの知識や経験を必要とします。
もちろん中小企業診断士の勉強でもこれらについて学んだりはします。
しかし勉強と実際のコンサルティングでは違いも多くあります。
この違いを正に現場で実際に習得できたことは現在でも非常に役に立っています。
例えば、医院でも業績が向上してくると次の経営課題は増築や移転、分院開業などになってきます。
これらは正に外食産業の事業レベルアップの段階と同じにようになってきます。
立地診断をしたり、分院展開におけるヒューマンマネジメントや数値マネジメント、財務マネジメントなどは本当に医療でも企業でも共通する箇所が非常に多くなってきます。
おそらく、これらの活きた知識や経験はひとつの医院をコンサルティングしてきただけでは、なかなか身につけるのは難しいのではないかと感じます。
医院が業績を上げてきた時に、次の経営的な拡大をするクライアントが非常に多くなってきた現在では、本当に外食産業のコンサルティングの経験が役に立っていると感じます。
横山 光孝
弊社唯一の中小企業診断士資格保有者。前職で飲食専門経営コンサルティングを経験。8年間に渡り、競争激しい飲食業界の300企業以上の業績アップで培った経験を基に岩渕メゾットを効果的に展開中。二人の子持ちで豊富な人生経験は社内一。