転職して大変だったこととは?
2015.05.22
こんにちは。
経営戦略研究所株式会社の萩原です。
私は前職が人事コンサルタントだったのですが、
転職して一番大変だったのが”専門用語”です。
歯科コンサルタントはまずは歯科用語を覚える必要があります。
院長先生だけでなくスタッフと話すときにも専門用語が多数出てきます。
今では当たり前にわかっていても入社してすぐはわかりません。
根治?TBI?RCT?
もちろん自分で勉強するのは大前提でありますが、現場で理解した知識をどんどん使うことが大切です。
弊社ではコンサルタントとしてデビューする前に4~6ヶ月近くを勉強期間として使用します。
その時にある程度の基礎的知識は身に付けることができます。
そしていざコンサルティングをスタートして詳しくわからないものに関しては臆せずに院長先生に確認をすることです。
基礎的なことは聞きませんが応用編は実際に治療などを行っているドクターに聞いてみないとわかりません。
例えば
根治を短時間で終了させる先生と1時間程度かける先生の違い
TBIの手順
カリエス除去に対してのバーの選択方法
などです。
上記は治療方針があるので院長先生によっても違い、正解はないと思います。
ただその環境下にあっても院長先生から質問を受けたことに対してある程度の方向性や他医院事例を伝えることが求められます。
経営コンサルタントとしてはクライアントの要望に答えることが大切です。
嘘はあってもいけませんし、知ったかぶりもよくありません。
自分のクライアントの中で他の医院はどうしているのか確認し、
実践している事例や他クライアントから話を聞いた傾向としてお伝えすることが重要なのです。
最初は苦戦することがあるかもしれませんが、「素直に質問できる力」があれば問題ありません。
事実私はそのように質問をしてきて、多くの知識を得ており今は全く問題なくクライアントにアドバイスを行えています。
萩原 直樹
前職の大手求人広告会社在籍中は営業としてグループMVP、チーフとして全社MVPを受賞。18ヶ月連続売上・新規数字目標達成記録を持つ。その後、採用コンサルティング会社に6年間、勤務。大手小売業を担当、組織の仕組化を提案。営業で鍛えた行動力と採用コンサルで鍛えた論理的思考力で成果を出している。