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人事コンサルタントの経験がどのようなときに役に立っているか?

2015.05.29

こんにちは。
経営戦略研究所株式会社の萩原です。
今回は転職をしてどのようなときに人事コンサルタントの経験が役に立っているかをお伝えします。

人事コンサルタントの経験は様々な場面で活用できています。
「採用業務」はひとつのポイントです。

ほとんどの医院では私が採用業務を行っております。
今まで何万という母集団から何十人の優秀人材に絞ってきている経験があります。
応募者の発言や態度から行動傾向を想定することができます。

院長先生は治療のプロであっても採用に関しては疎かったりもします。
多くの医院は最初の状態では条件しか掲示していない募集要項です。
これでは条件で判断する人しか来ないので良い人が来る可能性は低いです。

しっかり医院の訴求すべきポイントを打ち出し、写真なども掲載することが肝要です。
条件などのハード面ではなく医院のあり方や考え方などソフト面で訴求することが大切です。
医院の中身まで見て入社してくれる方が医院に合い最終的には活躍をしてくれる可能性があります。

上記のような基礎的なことではありますが人事コンサルタントであれば必須項目が判断できます。
私の場合は説明会の運営なども行っていたので院内ミーティングやセミナーで話すことも緊張せずに実施することができます。

人事コンサルタントとしての強みは”人”に対する部分です。
歯科医院は約10名程度で医院が構成されています。
人が一人変わると院内の雰囲気が大きく変化します。

弊社のコンサルティングのメインは”面談”です。
どのように声をかければモチベーションがあがるのか、
具体的に何をすべきかを伝えていきます。

面談では数多くのことを伝えはするものの最終的に大切なのはスタッフ自身の自己重要感を満たすことが大切です。
スタッフがどのようなことを考えているのかをよく聞き、絶対に否定をしないということです。
特に入社したてのスタッフは不安や不満がたくさんあります。
考えは否定しない中でスタッフの言葉から自分の行動につながるキーワード拾ってあげます。

スタッフは下記のように言ってきます。

「こんな風にしたら良いと思うのですが絶対できないですよね…」

私はこう返します。

「すぐにはできないかもしれないけどできるようにするためにはどうすればいいかな?」

ここで出てきた発言を改善し、実行につなげるのです。
ひとりひとりが行動をしていけば医院は大きく変革します。

あなたがもし人事コンサルタントであれば「人を動かす」、この自分の強みを最大限に活かせることができています。

プロフィール
萩原 直樹

萩原 直樹

前職の大手求人広告会社在籍中は営業としてグループMVP、チーフとして全社MVPを受賞。18ヶ月連続売上・新規数字目標達成記録を持つ。その後、採用コンサルティング会社に6年間、勤務。大手小売業を担当、組織の仕組化を提案。営業で鍛えた行動力と採用コンサルで鍛えた論理的思考力で成果を出している。

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