どのように仕事を割り振られるのか
2015.06.02
経営戦略研究所 株式会社 代表取締役 岩渕龍正です。
今日は医療経営コンサルタントを目指すか他の多くが不安に思うかもしれない
「どのように仕事を割り振られるのか」というテーマについて解説したいと思います。
他の医療経営コンサルティング会社はどうか分かりませんので、うちの会社での仕事の割り振りをご説明します。
基本的に仕事は割り振られません。
今後、割り振られることはあるかもしれませんが、基本的には自分で新たにクライアントと契約して、自分が契約したクライアントのコンサルティングをすることになります。
中には、「今の会社で人が足りないからという理由でいきなり新人に10社程度が引き継がれたりする」という経験をしてる人もいると思います。
以前にもご説明しましたが、先ずはコンサルティングを始める前に最低4ヶ月間の研修期間があります。そして、研修が終了して初めて、コンサルティングをする社内的な資格を手にすることが出来ます。
その後に、経営相談を行い、そこで先方が希望すればコンサルティング契約を交わすという流れになります。
入社して半年であったとしても、コンサルティングを希望するクライアントは相当数いるので、一気にクライアントを20件担当することも不可能ではありません。
その方が会社としての売上は目先、増えます。
しかし、そんなことをしてしまえば、新人コンサルタントのキャパをオーバーして、質の悪いコンサルティングを数多く提供することになりかねません。
そんなことをすれば、これまで積み上げてきた会社の信頼は一気に崩れ、悪い噂が業界内を駆け巡ってしまいます。そうならないためにも、新人コンサルタントには目標件数どころか、逆に上限を設けています。
コンサル半年以内・・・クライアントは10件まで
コンサル1年以内・・・クライアントは15件まで
コンサル1年以上・・・クライアントは20件まで
以上のような形で新人コンサルタントに無理のない形で仕事をしてもらえるような体制になっています。
他の人が途中までやっていたクライアントを担当するのではなく、自分で契約して最初から最後までコンサルティングをするからこそ、超圧倒的当事者意識をうちの医療経営コンサルタントはもてているのだと思います。
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。