転職して大変だったこととは?
2015.07.03
私が経営戦略研究所株式会社に入ってきて大変だったことは大きく分けて、次の3つです。
1.引っ越し
ずっと京都に住んでいた人間だったので(関西人ですが、あまり関西人だとはバレません)、まず慣れない引っ越しには戸惑いました。京都から横浜に引っ越しをしてすぐに新しい職場での勤務だったので、今も横浜のことはよく知りません。
2.経営コンサルタントとして仕事をするための勉強
現在では、経営コンサルタントになるためのカリキュラムが整備されています。しかし、私が入った当時はそういうものが少なかったので、手探りで学んだように思います。年末年始も会社にある本棚をあさって読んだり、とにかく手当たり次第だったかもしれません。
もちろん『赤本』や岩渕の話しているCD・DVD、その他講演に同席して学んでいけたので、今にも負けず劣らず、とても恵まれた環境だったと思います。
2006年9月からスタートして、2007年春から経営コンサルティングを始めたので、およそ半年間は学びの日々でした。今よりコンサルタント・スタッフ数は少ない時代だったので、何でもやりました。その経験は十分に活きていると感じています。
3.仕事そのものへの慣れ
前職は昼から夜遅くまでの仕事だったので、転職してからは夜は大丈夫でも、朝に仕事をするリズムに慣れるのもは大変でした(今も朝は苦手ですけど)。また、経営者に対してアドバイスするというのはとても気が張る仕事です。はじめての経営相談の日は身体中が痛かったという記憶があります。たぶん、力んでしまったんでしょう。
経営コンサルティングがうまくいったときはいいのですが、いつもうまくいくわけではありません。そのときは精神的に消耗します。そのときの対処などにはしばらく苦労しました(今もそんなに上手ではありません)。。
新しい仕事にすぐ慣れる人もいるし、なかなか慣れない人もいます。私は不器用なので、後者ですが、それでも時間をかければ自分なりの対処を身につけて慣れます。新しく入ってくる方には、すぐに大変だとか、向いていないとか思わずに時間が解決してくれることにも期待して、がんばってほしいと思います。
五島 光
元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。マーケティング、マネジメント、TC育成など仕組みづくりに粘り強く取り組むのが得意。「勉強好き」も社内一で、現在、社会人大学院で経営学を学んでいる。第1期から歯科医院スーパーTC育成塾メイン講師を務める。