学生時代にやっておいたほうが良いこと
2015.08.28
経営戦略研究所 代表取締役 岩渕龍正です。
今回から、「新卒から医療経営コンサルタントになるには」というテーマで何回か、お伝えして行きたいと思います。
私は新卒で船井総合研究所という会社に入社しました。
船井総合研究所は現在、東証一部に上場するコンサルティング会社です。
船井総合研究所では現在、新卒を大量採用しています。
しかし、うちの会社では新卒採用を行っていません。
なぜなら、やってもらう仕事がないからです。
しかし、これから新卒採用を行っていく可能性はあります。
では、うちの会社で新卒採用するとしたら、どのような新卒社員だったら、採用したいか?をお伝えしたいと思います。
先ず、普通の大学に行って、普通の学生生活を送ってきてる人は採用しないと思います。
経営コンサルティング会社です。経営者に経営的なアドバイスを23、24歳の若造がするわけです。
世の中のことも何も知らない、何の苦労もしたことがない、何も知らない人にできることではありません。
ですので、特筆すべき事項がなければ、採用しないと思ったほうが良いでしょう。
では、特筆すべき事項とは何か?
簡単に言えば、全国大会優勝経験がある。
千人近い組織を自分でゼロから創り、それを更に拡大させた経験がある。
学生時代に学生起業をして、年収3千万円取っていた。
などのような「えっ、そんなことしてたの!?」というぐらいの実績があれば、確実にコンサルティング会社に新卒で入社できると思われます。
そこには学歴はあまり関係ないです。
学歴は真面目に勉強してきたかどうかの指標に過ぎません。
うちの会社であれば3つの判断基準を設けています。
1.能力
2.人柄
3.タフさ
この3つの中で、学歴は能力に若干、関係するかな程度のものにしか過ぎないのです。
どの大学を出たかよりも、どんな実績があるかの方が100倍大事なのです。
新卒の学生はそういう意味で、何の実績もない人がほとんどです。
ということは、学生時代にこれと言えるほどの実績を残していれば、その人はその時点で周りに大きく差をつけることが出来ることになります。
というようなことを戦略的に考えて、行動できる人が最終的に社会に出てからも大きな成果を手にするのだと思います。もちろん、学生時代に弁護士資格、税理士資格を取得するのも1つの有効な方法だと思います。
しかし、その道に進むのでなければ、資格よりも実績を積み上げたほうが良いかと思います。
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。