医療経営コンサルタントというニッチな業界では成長できないのでは?
2016.06.24
経営戦略研究所株式会社の萩原直樹です。
転職者の中に、
「医療経営コンサルタントというニッチな業界では成長できないのでは?」
というご質問をいただいたことがございますのでお答えをしていきたいと思います。
弊社のコンサルティングスタイルは業界がほとんど関係がありません。
基本的な手法としては「マーケティング」と「マネジメント」の2軸になりますが、
各業界からアドバイスの依頼も多数いただいております。
歯科だけにとどまらず、経営において「マーケティング」「マネジメント」は不変課題となります。
マーケティングでは、
歯科医院の存在を伝える
他医院と差別化される内容を訴求する
通いたくなるHP導線を構築する
口コミが起こる感動を与える
ファン患者様が新規患者様を連れてくる 等
これは歯科医院だけでなく個人店、さらには中小企業も同じようなステップを踏むことができます。
マネジメントにおいても、
スタッフとの面談でトップの想いを伝える
スタッフが働きやすくなるような人事評価制度を構築する
組織内の報連相が円滑に行く機会を設ける
仕組化された流れを設定し、新人でも早期戦力になれる 等
こちらは企業の大小関係なく必要な部分となります。
「医療経営コンサルタント」というネーミングばかりに縛られて思考停止状態にならずに、
いかに学ぶことに自分の柔軟さを加えるかを考えたほうが良いです。
私は今他の業界のコンサルタントでも十分やっていける自信があります。
そして弊社の中でも将来的には他の業界に進出する可能性もあります。
それほど「マーケティング」「マネジメント」の原理原則はどの業界にも当てはまるのです。
売上目標がない企業だからこそ提供できる価値があります。
歯科コンサルティングは奥が深いです。
医療経営コンサルタントの道を考えてみてはいかがでしょうか。
萩原 直樹
前職の大手求人広告会社在籍中は営業としてグループMVP、チーフとして全社MVPを受賞。18ヶ月連続売上・新規数字目標達成記録を持つ。その後、採用コンサルティング会社に6年間、勤務。大手小売業を担当、組織の仕組化を提案。営業で鍛えた行動力と採用コンサルで鍛えた論理的思考力で成果を出している。