リクルートではどのような業務をしていたのか
2016.10.14
こんにちは。経営戦略研究所、コンサルタントの岡本です。
私は以前、リクルートでタウンワークやフロムエーという求人媒体の営業を行っていました。
(ちなみに、現在はその時の同僚である萩原や後輩の渡邉も弊社で一緒に働いています)
リクルートでは、新しく取引を行ってくれる飲食店や企業などへ営業を行う新規開拓営業をメインに業務を行っていました。
新人時代に意識していたことは、とにかく誰よりも行動すること。とにかくあらゆるお店・企業に自分の名刺を置いていこうと考え、1日で200件以上のお店に飛び込み訪問をしたり、1日で渋谷の109の全店舗のスタッフと名刺を交換したこともあります。
どのくらいの行動をすれば、求人ニーズのあるお店が見つかり、その中から、どのくらいの割合で自分の扱っている媒体を選んで貰えるのか。自分の行動を分析し、目標達成のための行動量を把握しながら常に行動していたことで高い成果を出し続け、早々にチーフへと昇格しました。
チーフになる前に、自ら手を挙げて新媒体創刊に長期出張という形で1年弱の長期出張を行った事があります。
周囲は全員新人。自ら実績を出し、新媒体の求人情報を集めると共に、後輩たちと同行して商談したり、難しい案件の相談に乗るなどのマネジメントも積極的に行っていました。
しかし、現地では昔から大きな求人広告を扱う会社があるため、なかなか成果のでない日々が続きました。しかも自分の営業だけでなく後輩のマネジメントに時間を取られる状況。チーフでもない入社1年ちょっとの自分が、なんでこんなにいろいろと求められないといけないのか?と思い上司に「自分の成果と後輩のマネジメント、どっちを優先すればいいんですか!?」と訴えかけた事がありました。
その際に言われたのが
「どっちもだよ。チーフだから売上もマネジメントも成果を出すんじゃない、両方成果を出した奴がチーフになるんだ」
という一言。
ハッとしました。役職を与えられた人が頑張るのではなく、その役割を行った人が、その役職になる。
その通りだと思い、そこから考え方を変え、効率的な行動、成約率を高めるための工夫、同行だけでなく、後輩が自ら動けるような勉強会など様々な改善を行い、どちらにおいても高い成果を出すことができました。その後、この言葉は自分の考え方の基礎となっています。
自分の仕事とマネジメント。これはどんな業種に置いても、ある程度の年数を重ねると両立を求められるものだと思います。
ただ、求められる前に自ら行動に起こす事で自身の成長速度が加速度的にアップします。
皆さんは何年目からマネジメントに着手しますか?
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。