リクルートから医療経営コンサルに転職して良かったと思うか
2016.11.04
こんにちは。経営戦略研究所のコンサルタント、岡本です。
本日は「リクルートから医療経営コンサルに転職して良かったと思うか?」というテーマでお話をしていきたいと思います。
まず、結論から言えば、「ものすごく良かった」です。
リクルート時代は営業スキルを身につける事ができました。ただ、どうしても「売上目標」がある以上は、自社製品の枠組みの中での提案になってしまいます。
更に言えば、リクルートの中でも「リクナビ」と「タウンワーク」では担当部署が違うため、異なる部署の商品が顧客には適していると思っても、自身の売上にはならない(自身で担当することもできない)ため、結局は最適な提案はできていなかったと思います。
ただ、これは恐らくほぼ全ての会社で同じ事が言えると思いますし、実際、リクルートの後に勤めていた会社においても同様でした。
リクルートの次の会社では会計ソフトを扱うIT企業で会計コンサルタントを行っていました。そして会計の中でも「資産管理」に特化した機能を担当しており、1部上場企業の資産管理の効率化を図っていました。しかし、あくまでも効率化は自分の担当している製品の中での話であり、やはり本当に顧客にとって満足の行く効率化ではなかったと思います。
そういった意味で弊社で行うコンサルティングには決められた枠組みがありません。世の中にある資材やサービス、会社を全て自分で判断し、取り扱いますので、提案の幅が圧倒的に広がります。
もちろんその分、吸収すべき知識は膨大になりますが、やりがいの違い、そして本当に顧客の為に提案を無限の組み合わせで考えることができるのです。
また、リクルート時代や前職時代には、ふとした時に「今の仕事で会社が潰れた時に、自分にどれだけの力がついているのか?」という事を考えることがよくありました。
担当している製品が自社製品に絞られるため、知識もスキルも、ある意味特化してしまったものになっていたからです。
しかし、今の業務では業界こそ歯科に特化していますが、自分で課題の本質を見抜き、そしてそこに改善できる提案を行い、もしくは自ら改善を行い、解決に導く、という事をしています。これは歯科に限らずどのような業界においても通用する力だと感じているため、勉強やスキルアップ、自己投資を惜しみなくすることができます。
歯科の知識ももちろん大切ですが、SEOに関する知識を始めとしたマーケティング知識や、デザインに関する知識、マネジメントに必要な知識などを日々勉強していますが、本当に力を付けることができていると実感します。
そして、自分の提案の幅が広がった分だけ、クライアントに提案し価値を提供できる。
こんな素晴らしい、そして楽しい仕事ですので、本当に転職して良かったと感じています。
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。