視野の狭い仕事なのではないか?
2016.12.12
こんにちは経営戦略研究所、コンサルタントの渡邊です。
本日も、転職の際によく話題にあがるテーマの一つである「視野」に
関してのブログを書いていきたいと思います。
ネットで「転職 視野」と打つと「転職 視野を広げる」という
検索キーワードが出てきます。
そして様々な求人サイトがそのテーマに関して記事を書いています。
それだけ転職の際には視野を広げたいという方が多いということだと思います。
しかし、「視野を広げるために転職をする」ということに関しては
私は考えたことがありませんでした。
未だに視野を広げることが自分にどうプラスの影響があるかはわかっていません。
前職の時に「2つ上の目線で仕事をしろ」とよく言われました。
例えば営業をしていたら、その課の課長の目線で仕事をする。
今チーフのような仕事をしているなら、その部の部長の目線で仕事をする。
そういった考え方です。
これは非常に難しく、意識していないと出来ないことだったため、
一時期は毎週日曜日の22時~翌2時迄、スターバックスに行って読書をしながら、
考える時間を設けていたほどでした。
視野というよりは視座の話に近いかもしれませんが、
視野を広げるためには、他の会社にただ転職するだけでなく、
情熱を持って高い視座で仕事をすることで結果的に
視野が広がるのではないでしょうか?
本を読んだり、セミナーに参加したり、人と仕事の話をしたり、
勉強をする時間をとることも視野を広げる上でとても有効だと思います。
私自身は、営業から経営コンサルタントに転職をしてからこの1年近くの期間で、
今までに経験したことのない業務をたくさん経験しました。
当社は歯科業界に特化したコンサルティング会社ですが、
クライアントの皆さんからご相談頂く内容は多岐に渡ります。
そういった意味では視野が狭い仕事という認識はなく、
結果的には視野が広くなったと思います。
しかし、大切な仕事を決める上での優先順位は視野を広げることよりも
自分にとってのやりがいが優先されるべきだと思います。
なぜなら、視野を広げるために転職できる仕事の数は限られてくると思うからです。
まずは、今の職場で視野を広げる癖をつけてみてはいかがでしょうか?
そこから、新たな道、新たな出会いが自ずと見えてくると思います。
次回は、「専門分野に特化している分強いが、市場の景気に左右されやすいのでは? 」
というテーマに関して書きたいと思います!