専門分野に特化している分強いが、市場の景気に左右されやすいのでは?
2016.12.20
こんにちは!経営戦略研究所コンサルタントの渡邊です。
昨日は1年に1度のクライアントのための祭典、スペシャルセミナー&表彰式でした。
今年も本当に多くの感動の物語がありました。改めて、クライアントの頑張りを称える場があり、
一緒に喜びあえることは最高の瞬間だと感じました。
クライアントの成果のために本気になれる会社であることを誇りに思います。
ご参加頂いたクライアントの皆さん、今年も本当にありがとうございました。
早速今週のテーマですが、
歯科業界専門のコンサルティングという事業は領域が狭く
市場の景気に左右されてしまうのではという不安は全くありません。
確かに初めて事業内容を聞いた時は、下記のような漠然とした不安を抱えていました。
「業績が悪化してくるとコンサルティングを打ち切る検討をする会社はあるでは?」
「コンサルティングによるクライアントの成果はどのように出しているのだろうか?」
経営戦略研究所では、ただ経営状態を分析、診断してアドバイスをするだけの頭でっかちなコンサルティングは行っていません。
歯科医院ではスタッフ数10人未満の中小企業が多いですが、現場に課長がいて、その上に部長がいてといった管理体制はなく、
ほとんどが院長先生(社長)のもとにスタッフが集まっているといった構造になっています。
そして日ごろ診療を実施している院長先生は育成や取組みの管理まで実行することは簡単なことではありません。
そこでコンサルタントが毎月1回医院に伺い、その医院のマネジメントもサポートをしていきます。スタッフさんとの面談やMTGを通して、
取組みに無理がないかどうか、困っていることや悩みはあるか、などといったことを一つずつ解決していきます。そのようにして、
医院の院長先生、スタッフの皆さんと一緒に取組みを前に進め、成果を出していきます。
次に、歯科業界に特化していることは漠然とした不安がありました。
確かに、歯科業界に特化はしていますが、実際にコンサルタントとしてクライアントと向き合う中で、
そのマーケティング・マネジメント手法は他の医科や業界にも通じるものがあると確信しています。
そして、今までのコンサル実績を元にマニュアル化されているものだけでも150個以上はあります。
ここまで経営活性化手法の導入タイミングまで整理されたマニュアルは他にはないと思います。
そのような点で、事業領域の拡大の無限の可能性を感じることができます。
実際に年に1回の従業員参加型の新規事業提案の場がありますが、
ユニークなアイディアもたくさん集まってきており、事業拡大の兆しも見えてきています。
今は、専門性の高い事業領域に対して将来に漠然とした不安があったとしても、
実際に目に見えているところだけでなくその会社の潜在的な実力にも目を向けてみることで、
転職時のチャンスは広がっていくのではないでしょうか?
来週は「業界がニッチすぎて学んだ知識は汎用性に欠けるのでは?」というテーマでより
具体的なコンサルタント手法に関して書いていきたいと思います。