無理にMRから医療経営コンサルタントになるより、そのままMRを続けてた方がよかったのでは?
2017.04.15
皆様、こんにちは!
経営戦略研究所 医療経営コンサルタントの山本です!
本日は、
『無理にMRから医療経営コンサルタントになるより、そのままMRを続けてた方がよかったのでは?』
というテーマを元にお話してまいります。
MRという職業についている人の多くは、転職してもまたMRになるという方が多いですよね。
現に私のMR時代の同期・先輩方も、ほとんどが他のメーカーから声をかけられたり、
最近では治験のCRCになる人も増えてきています。
おそらく、私の周りではMR以外の職業についたのは、私だけだと思います。(もちろん一部薬剤師もいましたが)
それほどに、MRからMRへの転職は多いのです。
ちなみに転職した人達に「なんで転職したんですか?」
と聞くと、大体同じような答えが返ってきます。
・声をかけられた会社のほうが給料がいい
・マネージャーになれる
・自分のいきたい勤務先で仕事ができる
・今の会社への不満などなど・・・
そんな答えがほとんどでした。もちろん私はそれを否定するつもりはまったくありません。
でも、その中の理由のほとんどは、
「条件面」か「現状への不満」のどちらかなのです。
私はMRから全く別の仕事に就きました。
そのときに自分の転職した理由は、
・今のままでは絶対に成長できないからもっと厳しい環境に行って自分を磨きたい
・自分1人でもなんでも出来るスキルと経験を身につけたい
・世の中から必要とされる人間になりたい
そんな理由から転職を決断しました。
しかしながらそんな事を口に出して熱く語ると9割方の人は、
「ポカーン」
という感じでした。
たしかに転職をする上では、
給与・福利厚生・賞与・勤務先などといったことは大切です。
そして、現状をあまり変えることが嫌な方はそのままMRを続けた方が私は良いと思います。
でも、本当に仕事に求めているものは「お金」なのでしょうか?
「仕事行くのやだな~面倒だな~」と思いながら、とりあえず給料をもらう為に働くことが、
本当に幸せなのでしょうか?
人それぞれの考え方はありますが、私は仕事に求めることは、
お金がすべてではありません。
むしろ、お金というものは自分自身がクライアントや会社などに貢献した分だけ、
対価としていただけるものだと感じております。
『自分自身が本当に求めているものはなにか?』
そのことを常に考え、求める先に、
自分がどのような働き方をすればよいのか、ということが決まってくると思います。