どうして、MRから未経験で医療経営コンサルタントに転職しようと思ったのか?
2017.04.22
皆様、こんにちは!
経営戦略研究所㈱ 医療経営コンサルタントの山本峻士です!
本日は、
・どうして、MRから未経験で医療経営コンサルタントに転職しようと思ったのか?
というテーマでお話したいと思います。
MRという仕事は、ご存知の方も多いかと思われますが、「医薬情報提供者」ということで、
担当の総合病院・大学病院やクリニックの先生、または薬局の薬剤師にお会いし、自社製品に関してPRしていくという仕事です。
もちろん、医薬品というものは今や人々が生活する上でなくてはならないものですので、
それだけ社会的に必要とされている仕事だと私は当時感じておりました。
その中でも、特に故意にしてくださる先生方も多くいらっしゃいましたし、
私が担当しているからということで処方してくださる先生方もいらっしゃいました。
MRという仕事に非常にやりがいを感じておりましたし、入社して3年目くらいまでは、
「自分はこのままMRという仕事をやり続けるのだろう」と自然と思っていました。
次第に仕事で成果を出し、会社でも少しずつ必要とされる存在になってくると、
私自身の中でこうも思うようになったのです。
「先生方は自分のことをたしかに必要としてくれてはいるが、それはあくまで会社の看板を背負っている自分だからなのだろう。
では会社の看板など一切なくなった自分はどうなんだろうか?薬という製品や会社の看板など関係なく、自分自身の体一つになったとしらたら、
自分自身はどれほどの人に必要にされるのだろうか?」
と、思うようになってきたのです。
MRという仕事に誇りをもっていましたが、あくまで一人の営業マンです。
先生方からいろいろな悩みや相談ごとを聞いたとしても、
そこで自分が解決できる方法は薬を介在したものだけだったのです。
「もっともっと、自分自身はより多くの人の役に立ちたい。
そして自分にしかない価値を見出し、自分の人生をより良いものにしていきたい」
そう思うようになってきました。
その中で自分自身が今選択すた職種が医療経営コンサルタントだったのです。
自分自身は今まで、医療従事者の方々と仕事をしていたので、
やはり医療に関わる仕事をしていきたい、という気持ちは変わりませんでした。
その中で、なぜ経営コンサルタントを選んだのか?
それは、その人が抱える問題を本質から解決できるノウハウを身に付けたいと思ったからです。
コンサルタントという仕事は、一言でいえば「何でも屋」だとも感じております。
どういうことかといえば、仕事の業務や、コンサルタントとして提案することが決まっているわけではないからです。
本当に多岐にわたる仕事だと思います。
ホームページを作成し、検索順位をあげるためにはどうしたらいいのか?
よる優秀な人を採用するためにはどのような面接をしたらいいのか?
やる気のないスタッフをそうしたらやる気をあげられるのか?
電話対応をよりよいものにするためにはどうしたらいいのか?
などなどあらゆることを提案します。
しかも提案する内容なども、自らで考え、
「もっとこうしたら医院はよくなるんじゃないか?」
ということを試行錯誤し、仮説思考で常に考え行動するのです。
そこまで多岐にわたる仕事なので、自分自身のスキルを身につけ続けなければなりません。
自分の成長が、クライアントの成長に比例するのです。
そこまで責任が重い仕事だと思いますし、だからこそやりがいに感じるのだと思います。
会社の看板など一切関係なく、自分自身だけのスキルを身につけることのできる仕事ができるのは、
この仕事だけだと感じております。