MDRTになったとしても医療経営コンサルタントに転職したほうが良いのか?
2017.06.17
皆さま、こんにちは!
経営戦略研究所 医療経営コンサルタントの山本です!
本日は、
MDRTになったとしても医療経営コンサルタントに転職したほうが良いのか?
というテーマでお話致します。
MDRTとは、保険業界では有名な言葉・用語ですが、一般の方はあまりご存じない方が多いかも知れません。
MDRTは「Million Dollar Round Table」の略で、日本語では「百万ドル円卓会議」と、よく訳されています。
MDRTの会員になるには、ある一定の条件をクリアしなければなりません。
簡単に言うと、世界の保険セールスマンの上位5%の人しか入ることのできない組織です。
日本では昨年でも4,417名の会員数がいるので、一見多そうに感じますが、
全国での生命保険外交員の人数は23万人とも言われていますので、
割合で見ると、本当にトップセールスマンしか加入できない組織だという事がご理解いただけるかと思います。
多くのライフプランナーがそのMDRT会員になることを目指し、日々活動をしていると思います。
そんなトップセールスマンになっても転職する人がいるのか、というと実はとても多いのです。
しかし、転職の理由が一般的な転職理由と異なる人が多いと思います。
普通転職と聞くと、
・今の職場の人間関係で悩んでいる
・キャリアアップが見込めない
・給与水準を上げたい
などなど、現状からの不満から環境を変えたいという理由が多いのではないでしょうか。
しかしながら、トップセールスの人たちはそのような理由ではありません。
一言で言うならば、「新たなチャレンジ」です。
ライフプランナーという人生を歩んだだけでも十分チャレンジングな道を選んでいますが、
それ以上の物を得るために新たな道を選ぶ人もいます。
具体的にどのような道を選ぶ人がいるかと言えば、
・保険代理店を自分で独立して立ち上げる
・保険以外の会社を立ち上げる
というように独立する人が多いかと思います。
中には、ライフプランナーをやめてアメリカでハリウッド俳優を目指すという人もいます。
この人は会社でもNO,1にもなるような人でしたので、保険業界ではかなり有名な話です。
ハリウッド俳優になることを目指すなんて、普通考えられないですよね・・・
このように、あくまでライフプランナーだけでは叶えられない目標・夢を達成するために、
ライフプランナーをやめる人も少なくないのです。
営業の世界でも1,2番目に難しいと言われる生命保険を販売し、
しかもその中でも上位5%しか入ることのできないMDRTに入会しているような方々は、
やはり保険以外の業界でも非常に活躍している人は多いと思います。
私自身は、残念ながらMDRTに入会するという目標を叶えることはできませんでしたが、
それでも私はライフプランナーから職業をかえる時には、「チャレンジ」をする道を選びました。
ライフプランナーという職業に就く前には、私は外資系製薬会社にMRとして勤務していました。
ライフプランナーから転職するときは、多くの人からこう言われました。
「MRに戻ればいいじゃん」
「MRの方が楽できるし、安定しているから戻ってきなよ!」
「え?わざわざまた違う業界に行くの?もったいない」
と、MRに戻ることを勧める方が多かったのです。
たしかに、MRに戻れば、既に経験がありますから、
そこまで大変な思いをせずに、安定した収入を得ることができます。
しかも、ライフプランナーという経験がありますから、
更に成績を残すスキルも向上しています。
しかし、私はMRという道を選びませんでした。
まったく新しい医療経営コンサルタントという道を選んだのです。
ライフプランナーとして培ったスキルを、違う道で試してみたかったのです。
新たな道を選んだ理由や、どのようにライフプランナーでのスキルをいかしているのか?
ということは他のブログで既に掲載をしておりますが、
ライフプランナーとして、成功するためのノウハウを学び、そしてその考え方・実践・経験は私の中での宝物です。
はっきり言ってライフプランナーという職業ほど、
成功とはなにか?という考え方や、プロフェッショナルとしてのマインド、セールスのノウハウを教えてくれる環境はないと思っております。
私ですら今までの経験を生かし日々クライアントに貢献しておりますので、
MDRTに入会した経験がある人は、更に多くの人に貢献できる経験、スキルを身に付けていると思います。
新たな道で、その経験を生かすためにチャレンジするという選択肢を持っても良いと、私自身は考えております。