起業・経営者の経験が活かせる医療経営コンサルティング会社って、どのような会社?
2017.07.17
皆様、こんにちは。
経営戦略研究所コンサルタントの染谷です。
前回、前々回のブログでお伝えしたように、起業経験のある方、経営経験がある方に
医療経営コンサルタントへの転向は大きく間違った選択肢では無いとお伝えしました。
では、本日はどのような医療経営コンサルティング会社があって、どのような医療経営コンサルティング会社で、ご経験が活かせるかについて話をしていきたいと思います。
まずは、私がとあるアグリベンチャー起業の役員を務めていたときの話をさせていただきます。
簡単に紹介をすると、微生物を活用した農薬の開発を行っていました。いわゆる化学農薬不使用を実現しよう、という会社でした。
業種を聞いておわかりの通り、かなりマニアックな事業を行っている会社でした。
立ち上げは代表と数名の出資者のみの会社で、立ち上げ後数年して私は投資担当者として、当企業に入りました。
最初は、財務などのCFO的な業務支援でしたが、次第に営業やマーケティング施策、事業立案までを行っていました。
この頃には従業員数は15人ほどになっていたと記憶しています。
しかし、業績は人員に比例するほど大きく伸びてはいませんでした。
なぜか?
代表の考えをわかった上で行動出来る従業員がいなかったからです。
前述の通り、かなりマニアックな資材を扱っており、営業経験があるからと言ってそう簡単に売れるものではありませんでした。
そのことに、代表はイライラをつのらせ、一方で従業員はなんでイライラしているのかが分からないのです。
結果、退職に繋がったり、社内の変な雰囲気を醸成していました。
私の役目は、代表と従業員の「連結ピン」だった様に思います。
そこで、最初の話に戻るのですが、間違いなくマネジメントを行っている医療経営コンサルティング会社がベストだと思います。
ひょっとすると、マネジメント、特に従業員との関係性が上手く行かなかった経験があるかもしれません。
そのような経験がある方こそ、第三者の視点で医療現場を見ると、「これはあの時と同じじゃないか」と気づくことが多いと思います。
医療経営コンサルティング会社には、ウェブ特化、事務メインの事務長的な補佐など、業務の一部を行っている会社が結構あります。
しかし、起業経験、経営経験がある方こそ、ふんだんにマーケティングでの強みを活かしてもらいつつ、
過去のご経験からのマネジメントを行って頂きたいと思います。
実は医療現場、特に診療所レベルの規模になると、
医師(院長)は男性、他のスタッフは女性、という環境がほとんどです。
そうなると、まず男性と女性間の考え方の違い、感覚の違いが存在します。
そこから、
院長「なんでこんなこともわからないんだ!」
スタッフ「こんな言い方しなくても、ひどい、もう辞める」
ということは日常茶飯事です。
世の院長には連結ピンが必要です。
ぜひ、あなたのご経験を思う存分に発揮してみませんか?
弊社にはそのための環境が揃っています。