会議が多い経験は現場のミーティング実施する時に活かすことができる?
2018.06.01
こんにちは! 経営戦略研究所の五島です。
会議が多い、少ないは会社によって異なると思います。一般で想像されるような「会議」でなくても、打ち合わせ・ミーティング・根回しのようなものは日々発生しています。要は「自分の主張を相手に伝える」ことをしているわけですが、これらの経験は医療コンサルタントとして現場に出たときに役立ちます。できれば人前で話す(1対多)、という経験があればいいですね。
私たちが現場のミーティングを行うときは議事進行(ファシリテーション)というよりも、「心がけてほしいこと」「実践してほしいこと」を1対多という状況で伝えるということが多いです。つまりプレゼン形式です。
B2Bの営業プレゼントいうよりは、アップルやソフトバンクの代表がやっているようなプレゼンの超小規模版を想像してもらえればいいです。あんなに劇場チックというか、派手さは必要ありませんが、人までスライドを使って話すという経験はあったほうが絶対にいい。
いまの仕事で「そういう機会がないなぁ」という場合は、ぜひ作ってください。最近は好きな本をプレゼンする大会だったり、勉強会が多く開かれていますので、そういうのに参加して何らかの発表をするのもいいでしょう(地方ではあまりないですが、そのときはあなたが主催者になればいいのです)。人前で話すというのは(慣れると)気持ちがいいものです。
弊社の面接でも、2次あたりでプレゼンをしていただく機会があります。課題があって(特別すぎるものではありません)、自分なりに事前準備でスライド作成をして発表するというスタイルです。
ここで求められているのはカリスマ性ではなく、分析能力とプレゼン能力があるかということです。スライドのデザインがきれいとかは二の次。医療の経験はまったく関係ありません。むしろ他業種でのあなたの経験を活かしたスライドと主張を発表してほしいと思います。
最後に、せっかくなので私が読んで役だったと思うプレゼン関係の本を紹介しておきます。最近はいろいろ出ていますが、地味だけどいい本です。
一生使える 見やすい資料のデザイン入門
https://www.amazon.co.jp/dp/484433963X/
「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール
https://www.amazon.co.jp/dp/4062573873/
ぜひ、学んでみてください!
五島 光
元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。マーケティング、マネジメント、TC育成など仕組みづくりに粘り強く取り組むのが得意。「勉強好き」も社内一で、現在、社会人大学院で経営学を学んでいる。第1期から歯科医院スーパーTC育成塾メイン講師を務める。