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医療の現場で科学的なマーケティング方法はできるのか?

2018.09.08

こんにちは。経営戦略研究所の五島です。

このブログは医療コンサルタントになってみたい方に弊社のコンサルタントがリレー方式で書いているのですが、今回は「科学的なマーケティング方法」というタイトルで書くことになりました。たいへん困っています・・・。

先日の横山のエントリーでは目先のマーケティング、つまり増患(ぞうかん:来院する患者さんを増やすこと)対策だけにとらわれずに全体を見るように心がけようということを伝えています。

https://www.consuldent.jp/recruitment/blog/2018/09/2937

数値や目標を管理することは医療の現場ではなかなか難しいことです。大きな法人の医院であったり、そういうことが好きな院長先生であればよいのですが、たいていの場合、数値をつけておくことが難しい。スタッフも先生も数字に慣れている人が少ないからです。

新患(しんかん:初診ともいう。新規に来院される患者さんのこと)がどのような経路で来たかを把握することも一苦労します。問診票に「紹介、ホームページ、看板を見て~~」などの項目に患者さんがチェックを入れてくれることが多いのですが、せっかくのチェックがちゃんと集計されているいことは少ない。ですから、受付スタッフに「来院経路の集計」をお願いし、それができているか毎回チェックするという基本的なことから科学的なマーケティングは始まります。

自費(自由診療・保険外治療:保険が適用されない治療。新しい治療法やよりよい材料を使っていることが多い)をした患者さんの性別、年齢、治療部位、金額なども一覧にまとめられていないことが多く、コツコツと受付や先生と協力して探していかねばなりません(だいたいカルテに書いてあるのですが、そのカルテを探し出すのもたいへん)。

一方、最近のウェブマーケティングは数値管理が楽です。PPC広告(Pay Per Click:キーワードが検索されるときに表示される広告。クリックされるごとに料金が発生する)の管理画面では困惑するほどたくさんの数値が表示されますので、どの数字が大切なのか、どのくらいの数値を達成していればいいのかをしっかり把握せねばなりません。しかもすぐに新しい手法だったり、設定が加わるので勉強も欠かせません。

なにをどうすればよいのか、因果関係を見つけるのは至難の業です。答えはなかなか見つからないし、地域によって異なります(患者層が変わってくるので)。根気強く、対応していける人は医療コンサルタントには向いている人思います。

プロフィール
五島 光

五島 光

元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。マーケティング、マネジメント、TC育成など仕組みづくりに粘り強く取り組むのが得意。「勉強好き」も社内一で、現在、社会人大学院で経営学を学んでいる。第1期から歯科医院スーパーTC育成塾メイン講師を務める。

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