コンサルティング会社の面接ではここを見られている!
2018.11.10
皆さん、こんにちは!
経営戦略研究所株式会社コンサルタントの山本峻士です。
本日は、
コンサルティング会社の面接ではここを見られている!
というテーマでお伝えしていきたいと思います。
実際の面接では、様々な観点から「その人がどのような考えで、どのような行動・成果が期待できるのか」という事を判断しておりますが、今回のブログは大きく3つに分けてご紹介したいと思います。
① 過去の成果
これはコンサルティング会社以外でも面接の時に見られていると思いますが、いくら面接で素晴らしいプレゼンや質問の回答をしたとしても、それだけで採用に至る可能性は低いと思います。
また「これだけやる気があります!」と言っても、それが本当に会社が採用するべき人材なのかどうか判断するのは難しいですよね。
人間は習慣の動物です。つまり現職や今までの仕事で、大した成果を出していない人間が、環境を変えただけで成果を出す人間になることはほとんどありません。
つまり、「過去どれだけの成果を出しているのか」という事が重要になっていきます。
それは、前職がコンサルティング会社であってコンサルタントとしてのスキルがあるかどうかよりもよっぽど重要なことであると思います。
また、それは仕事だけとは限りません。スポーツでも成果を出している経験がある人は、異なるフィールドであっても、今後成果を出す人間になる可能性は高いと思います。
成果、目標達成というものにどれだけこだわり、現に形にしているのかという事が重要です。
「もっと年収を上げたい」
「管理職になりたい」
という目的で転職する方が多いと思いますが、
今の仕事で今の会社や部署に成果としてどれほど貢献出来ているか、という事を客観的に判断してみてはいかがでしょうか。なによりも今の仕事で成果を出しきれていないのではれば、より魅力ある会社から一目置かれるような人材にはならないと思います。
② 仮説思考力
コンサルタントとして非常に重要になってくるスキルが「仮説思考力」です。
私もそうですが、この力があればあるほど、クライアント先の根本的原因を把握することが出来ますし、
クライアント先の成果を出すためには必要不可欠な能力です。
もちろん入社前から、即戦力になるほどの仮説思考力を持っている人は少ないと思いますし、
私自身も入社前から持っていたわけではありません。しかしどんな仕事でも成果を出すためには「仮説思考力」は必要なスキルです。
自分自身の業務における問題をどのようにしたら解決できるのか、という事を常に考える習慣が身についているのかどうか、という事は面接で判断基準の1つにはなります。
③ 人柄
コンサルタントと聞くと、人柄や人間性などよりも問題解決力さえ高い事を優先されるとイメージされがちですが、
決してそんなことはありません。クライアント先と我々コンサルタントも結局は人と人とのつながりです。
特に私達のような仕事をしていると、院長先生だけでなく現場のスタッフさんともコミュニケーションを取り、信頼関係を構築しなければ、医院のマネジメント状態がより改善されることはありません。
いくら能力があったとしても、人として信頼関係を構築するための人間性がなければ、
クライアント先で大きな成果を出すことは難しいと思います。
では、具体的に人柄や人間性というのはどういう事なのか、というと当たり前の事を当たり前に徹底して行えているのかという事です。
例えば、
・挨拶が出来る
・身だしなみを整えている
・整理整頓などが出来る
・笑顔で接することが出来る
・時間や約束を守る
という事です。
一見すると当たり前すぎる事なので、自分自身も出来ていると勘違いしてしまいますが、
恐らくこのような事を完璧に出来ている人間は少ないと思います。
コンサルタントという職業は、目に見える商品はありません。むしろ商品と言われたら、「自分自身」が商品なのだと思います。
その自分の価値を高める為に土台として必要なことが「人間性・人柄」なのです。
人間的成長なくして、技術的進歩なし
という言葉通り、コンサルタントとしてスキルを身に付けたいのであれば、人間性を磨き続ける事は重要です。
こういった当たり前のことこそ、真面目にコツコツと出来る人間かどうか、という事を面接では判断されることが多いのではないでしょうか。
今回は、特に大切な3つのポイントをご紹介させていただきました。