こんにちは。

経営戦略研究所、コンサルタントの山下です。

本日は「人が成長していく様を間近で見れる仕事」というタイトルでお話をしたいと思います。

いきなりではありますが、

「人が成長していく過程を見ることが好き」「そのためならがむしゃらに頑張れる」

そんな方がこのブログをご覧いただけているのであれば、

ぜひ次のキャリアに経営戦略研究所のコンサルタントをご検討いただければと思います。

私が日本全国の歯科医院を訪問しているなかで、一番心を揺さぶられるシーンは、

スタッフが大きく成長する瞬間を目の当たりにした時です。

私達の仕事は、朝11時に歯科医院を訪問し、夜の22時までコンサルティングを行います。

その時間の中で多くの時間を費やすのが、スタッフ面談です。

スタッフひとりひとりと話をしながら、時には励まし、時にはねぎらい、時には叱ることもあります。

中には「もう続けられない」と泣き出すスタッフもいます。

そんなスタッフに対して、私達は経営コンサルタントとして

そして一人の人間として真正面から話をするようにしています。

これはあくまでも私の経験談ですが、真剣に向き合えば向き合うほど、

スタッフたちはこちらの想いに応えてくれると感じています。

例えば、先月泣きじゃくっていたスタッフが、

今月訪問して話をしてみると、

「山下さんと話をしている内に前向きな気持ちになりました！」

「山下さん、私に何ができることはないですか？」

この変化皆さんはどのように感じるでしょうか？

自分という人間と関わることで、人にプラスの変化を与えることができる。

私はこの仕事の醍醐味の1つだと考えています。

ここで私が印象に残っているスタッフのエピソードをご紹介したいと思います。

彼女は30歳、未経験で歯科医院に転職をしてきました。

医院で働くスタッフは自分よりも年下。

そして、歯科衛生士という国家資格を持つスタッフが数多くいるなかで、

自分の存在価値をなかなか見出すことができませんでした。

それでも毎月毎月彼女と話をしながら、どうすれば医院の役に立てるのか？

どうすれば成長できるのか？をとことん話続けました。

とある日、個人面談が終わり、21時ぐらいまで院長先生と話をしていると、

診療室の電気が付いているのに気が付きました。

私が診療室まで見に行くと、彼女はノートに何かを書き続けています。

声を掛け、何を書いているのか尋ねると、彼女は今日学んだことと気づき、

そして明日の予習をしていると答えました。

そのノートにはこれまでの学びがびっしりと書かれていました。

この時、言葉に表すことのできない感動を覚えました。

彼女は現在、未経験で転職して来たのにもかかわらず、

歯科助手だけではなく、TC（トリートメントコーディネーター）として

専門性高く大活躍しています。

院長先生も「彼女無くして、今の医院は考えられない」と言わせるまでに大きく成長を遂げました。

人が成長する。

人が成長することによって、医院が変わる。

医院が変わると、医院に関わる人たちの人生が変わる。

大変ですけど、面白い仕事だと思います。

本気で目の前にいる人の役に立ちたい。

そんな風に考えていらっしゃる方は、ぜひ経営戦略研究所に来ていただけると嬉しいです。

お会いできるのを楽しみにしております。