医療経営コンサルでHPが重要な理由
2020.03.31
みなさん、こんにちは!
経営戦略研究所のWEBコンサルタントの茶川です!
今回は、私から歯科医院経営において必要不可欠な、HPの重要性について解説をしていきます。
同時に、入社前にも実践可能な、HP作成スキルを伸ばす方法についても紹介をします。
弊社のコンサルに興味がある方や、エントリーを検討されている方は、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。
歯科医院におけるHPの役割
歯科医院経営において、HPが重要な理由はいくつかあります。
ざっと思いつく限りでも、
- ・24時間集客をしてくれる
- ・医院の強みやこだわりなど、情報量の多い内容を紹介できる
- ・医院の事を全く知らない人に対しても、アプローチができる可能性がある
- ・口コミでは伝えられない、院内の様子や雰囲気を伝える事ができる
などが挙げられます。
ここまでは、皆さんも何となく想像がつくのではないでしょうか?
では、ここ数年でHPが今まで以上に重要なツールとなった要因があるのですが、おわかりでしょうか?
それは、スマホの普及に伴い、現代人は「いつでも」「どこでも」「とりあえず」検索をするようになった、という大きな変革が起こった事です。
スマホの普及と検索習慣の変化
私の大学時代、インターネットは今の3G回線よりも遅く、1ページ表示するのに1分近くかかったり、読み込みエラーが起こる事はよくありました。
加えて、インターネットを利用するために必要なデバイスも大型であり、気軽に持ち運びできるような物ではありませんでした(そもそも、無線通信のハードルが高かった、、)。
しかし、今の時代は違います。
ほぼ日本全域のエリアで高速無線通信を利用でき、1ページ表示するのに数秒というのは当たり前です(今年は各キャリアの5G回線対応も控えているので、この傾向はますます加速します)。
インターネットのデバイスは片手サイズになり、バッテリーもほぼ1日中持ちます。
そしてそんなツールを、日本人の大半(統計によると85%)が手にする時代となったのです。
今でこそスマホの存在は当たり前ですが、改めて振り返ってみると、ここ10年ほどの間に大きな変革があった事がわかると思います。
そしてその変革により、何かを買う時やどこかに行く時、ちょっと気になる事がある時などに、すぐにその場で調べる事が可能となったのです。
この「検索習慣の変化」は、見込み患者さんが医院の事を認知してからの行動にも、大きな変革をもたらします。
今までであれば、口コミや看板で医院を認知した後のアクションは、「問い合わせをする」か「来院する」かの二択が基本でした。
ですが、今の時代は「検索をする」のほぼ一択です。
皆さんも、気になるお店を見つけた時、雰囲気や値段が気になってスマホで検索をした、なんて経験はありませんか?
この時、HPの作りがイマイチだったり、心に響かない作りになっていたとしたら?
看板に投資した費用や、口コミを広める努力が、HP一つで一瞬にして水の泡になります。
脅しではなく、これが今の時代の現実なのです。
選ばれるHPを作るために
ここまで読んで頂ければ、歯科医院経営においてHPの重要性が高まっている理由は、ご理解頂けたかと思います。
しかし、話はこれだけでは終わりません。
数ある医院HPの中から、自身の医院のHPを見込み患者に読んで頂き、来患に繋げる事が何よりも重要なのです。
そのため、HPから安定して集患を行う事ができる制作スキルが重要になります。
これは、コンサルティングレベルを決定する要素の一つと言っても過言ではありません。
では、こうしたスキルを向上させるために何をするべきか?
最もお勧めで、かつ今すぐ実践できる事が、「自分が『良い』と感じたHPをたくさん見ること」です。
これは、歯科医院のHPに限らず、飲食店や美容室など、基本的にどんなHPでも構いません。
そして、HPを見て「欲しい」「買いたい」「行きたい」という気持ちになったら、「なぜそういう気持ちに至ったか」という要因の分析をしてみましょう。
それは、お店の雰囲気だったり、料理の写真だったり、院長の力強いメッセージであったり、ポータルサイトの口コミだったりと、要因は様々だと思います。
こうした分析結果をたくさんストックし、メモなどに残しておきましょう。
可能であれば、HPの見た目は頻繁に変わるので、その時のスナップショットも残しておくと良いでしょう。
こうした知見が、後々HP集患を行う際に大きなヒントとなるはずです。
まとめ
繰り返しになりますが、歯科医院経営においてHPはとても大切なツールです。
そしてそれ故に、安定して集患ができるHPを作成・修正ができるスキルは、非常に貴重であり価値があります。
医療経営コンサルタントにご興味のある方は、ここで紹介した内容をぜひ実践し、継続してみてください。
茶川 智仁
"岡山大学経済学部卒業 大阪大学大学院経済学研究科卒業 大手ERPパッケージ会社であるワークスアプリケーションズに新卒で入社。入社後は会計製品向けの導入コンサルタントに従事。 会計製品向けのプログラム開発、保守コンサルタントも歴任。 ワークスアプリケーションズ時代のシステム開発、導入、運用までを担った経験を活かし、PPCコンサルタントとして経営戦略研究所に入社。 WEBに関する幅広い知識を短期間に習得し、クライアントの成果に貢献している。"