今、自分の価値を試されていると実感する~ついでに嫁・親ブロック対処法も教えます~
2020.04.09
「もしも会社にいらないと言われたとしても、自分自身の力だけで金が稼げるようになる!」
これが、今から約10年前に新入社員となり、大手外資系製薬会社に勤務した時に、一番に掲げた己のテーマでした。
これから先、どんな時代になるかわからない、終身雇用なんてものはなくなり、
一人一人の力の差がもっと顕著になるだろう。
私は繊維関係の経営者をしていた父親から社会に出るときに、教えられました。
たしかに、学生時代から、
せっかく社会に出るんであれば、「目立ちたい」「みんなから称賛されたい」という欲望が強く、
間違っても会社にぶら下がっているような、
いてもいなくても変わらない社員だけにはなりたくないと思っていました。
私自身、とても単純な性格なのを自覚しているので、
20代前半はとにかく「稼ぎたい、目立ちたい、モテたい」
ただこれだけで仕事を頑張っていました。(笑)
初めての転職は26歳のころ。
完全歩合制の外資系生命保険会社(プルデンシャル生命)への転職を決めました。
その理由は単純明快。稼ぎたいから!
と同時に、
「今の環境で本当に自分の全力を出せているのだろうか?このまま40代、50代となってもしもリストラでもされたら、
他の会社が自分のスキルを必要としてくれるだろうか?」
こう考えた時に、20代だからこそ、たくさんの経験をしなければならないと決意したからです。
自分の思い描く転職を実現させるためには?~転職ブロックをどう攻略する?~
ちなみに、話は変わりますが、プルデンシャル生命で教えられたことですが、
転職を成功させる秘訣を教えますね。
それは、
「転職したことは事後報告でOK」
です。
「何言ってんだ?」
と思われると思いますが、僕自身もプルデンシャル生命に転職を決めた事を家族に伝えたのは事後報告です。
理由は簡単です。だいたい反対されるから。
でも究極言うならば、自分の人生ですから、家族の意志はあんまり関係ありませんよね。
家族が大切ではないという事ではなく、自分自身の人生を誰が助けてくれるでしょうか?幸せに導いてくれるでしょうか?
それは自分しかいません。
特に親は要注意です。(うちが親と仲が悪いわけではありません。笑)
だって親が生きた世代と、僕らが生きている今では全く世界が違うのです。
それは仕事に対する価値観も同様です。
今の親世代は、終身雇用で大手企業に勤めてれば、将来安泰、という価値観で生きてきたのです。
さきほども述べたように、今この考えは通用しませんよね。
ですから、プルデンシャル生命みたいな一見リスクしかないような会社や、無名の中小企業に転職を考えている場合は、事後報告でいいです。(笑)
ただし、報告の仕方がポイントです。
僕は、プルデンシャル生命や今の実践会に転職をしたときに家族にこう言いました。
「心配してくれるのは本当にありがとうございます。ただ僕の人生です。僕がやりたい、という事を優先させてください。
ただし、約束します。絶対後悔しません。絶対みんなを幸せにします。3年経って、あなたが不幸せだと感じているなら潔く言う事を聞きます」
この情熱とやる気が大事なのです。
こんな言われ方したら、絶対断れませんよね?
しかも事後報告なので、反対のしようもありませんし。(笑)
ですが、僕自身もプルデンシャル生命に転職する時に、マネージャーにこのように教えられましたが、
僕もこの当時は「とは言っても事後報告はさすがに・・・」
と思いましたし、正直にこう言いました。そうしたら、こう返ってきました。
「あ~あれだね、相談したいってことは本当は心の底では止めてほしいんだね。だったら相談したら?その程度で人生成功するワケないから、転職しない方がいいよ」
こう言われて僕はカチンと来ました。
「いいです。事後報告します」
咄嗟にこう伝えました。今考えるとこの所長の手のひらの上で完全にコントロールされていたと思います。(笑)
でも僕は、これで良かったと思えましたし、今でもそう思います。
世の中では「嫁ブロック」という言葉が流行してますよね。
僕はこう教わりました。
「奥さんは転職自体に反対しているのではなく、『あなたの転職への覚悟』に不安を抱いているからブロックするのだ」と。
だから、転職するときに嫁ブロックされているのであれば、自分の覚悟が見透かされているので、
情熱と覚悟をぶつけ続ければ、愛し合って結婚したパートナーですから、絶対応援してくれます!
奥さんに怒られたとしても、何を言われても「絶対幸せにする!俺を信じてほしい!」こう言い続けるのです。
僕はそうでした。まぁ私の場合は元々仕事に対してとても応援してくれる妻なので、
そこまで反対はされてませんが、今でも僕の仕事応援してくれています。そして会社の先輩家族とも仲良く接してくれています。
話はそれましたが、
人に反対されることというのはそれだけ多くの人がやらないことだから、それだけ成功確率が高いことだと思います。
現に、今の会社に転職するときも、
「経営戦略研究所?どこそれ?歯医者のコンサル?怪しいな~(笑)やめた方がいいんじゃない?」
と何人かに言われました。
誰も反対しないチャレンジに成長は少ないと思うので、反対意見が多ければそれだけ成功するチャンスがあると解釈するべきだと僕は思っています。
私が「自分1人にたとえなったとしても稼ぐ力を身に付ける!」
と決め、そう感じた環境に身を置いたことで、今では
「もしも会社からいらないといわれたとしても、絶対に世の中に必要とされるスキルと経験を身に付けた」
と自信を持って言えますし、まだまだ自分の価値を高めたいと思っております。
今、己の力が試されていると自覚する
この、コロナ問題において、「仕事」という価値観も大きく変わると思います。
世の中はリモートワークが推奨され、きっと多くの会社は
「あれ?思ったより社員がいなくても意外と会社回るんじゃない?」
と気づいてしまうと思います。
どんな会社にも求められる付加価値を付けるために、
今は絶好のチャンスだと思います。そしていい意味で危機感を持つべきなのではないでしょうか?
今こそ、己の力が試される時期だと思います。
今の会社は間違いなく、私を成長させてくれました。
こんなに1つも不満がなく、いきいきと仕事に打ち込める環境は他にないと思います。
人間は環境の生き物です。
自分の価値を高めるのも、下げるのも、
己の意志力より、環境の方がよっぽど大切だと思います。