医療経営士試験のおすすめ本はこれ!
2020.08.24
こんにちは!
経営戦略研究所の前田雄太郎です。
私は「医療経営士1級」の資格を取得し、医療経営コンサルタントに転職しました。
シリーズの第四回は、「医療経営士試験のおすすめ本はこれ!」についてお話しします。
今回は、どの教材で勉強したらいいのか悩まれている方、より効率的に学習したい方に、お勧めの内容です。
特に2級以上になると、時事問題も多くなり、医療全般の情報を学んでいく必要があります。
その時に、
「どの本を読んだらいいのかな?」
「どの資料をつかったら、より効率的な勉強になるのかな?」
と悩まれている方も多いと思います。
もちろんどの本を読んでも無駄ではないのですが、仕事をしながら試験対策をされている方にとっては、できるだけ「効率的」に学習したいものです。
そこで、今回は私のおすすめ本をご紹介します!
是非、学習にお役立てください。
【本のご紹介】※診療報酬改定等がありますので、最新版をチェックしてください。
①『なるほど、なっとく 医療経営Q&A50 初級』
著者:長 英一郎
「日本医療経営実践協会」の『推奨試験対策テキスト 初級』とリンクしており、医療経営士3級対策の内容が、非常にわかりやすくまとまっています。「もう試験まで時間がない!どうしよう!」という方にもおすすめです。
私は、2級対策、1級対策の学習の際にも参考にしました。基礎固めに何度読み返しても良い本だと思います。
②『なるほど、なっとく 医療経営Q&A60 中級』
監修者:長 英一郎 著者:網代 祐介・山﨑 真一
こちらの本は「日本医療経営実践協会」の『推奨試験対策テキスト 中級』とリンクしており、医療経営士2級対策としておすすめです。第4章には「財務会計/資金調達ゼミナール」と題して、医療機関のお金の流れなどが載っており、医療経営をリアルに感じることができます。
③『スーパー図解・診療報酬の仕組みと基本』
監修:矢島 智徳 著者:篠原 則康・河原 鉄朗
診療報酬改定のポイントが図解でわかりやすく書かれています。
正直、3級には必要ないかもしれませんが、1級対策には必須であり、出来れば2級対策にも押さえておくと良いかと思います。
④これならわかる<スッキリ図解>介護保険
著者:高野 龍昭
介護保険の内容は、1級の対策には押さえておいた方がいいでしょう。実際に、介護保険に関する問題も出る可能性があります。今後は、地域包括ケアシステムが構築され、地域で患者さんを診ていくことになるので、医療と介護のつながりは理解しておきたいですね。
⑤インターネットの資料
厚労省のデータや、DPC点数表など、疑問に思ったことは大体インターネットでまとまった資料が手に入ります。
前回の第三回でも書きましたが、1級対策において、説明できない用語はすぐに調べ、アウトプットできるようにすることが合格の近道になります。積極的にインターネットの資料を活用しましょう!
さて、いくつかの本をご紹介しましたが、前回もお話ししたように、学習の基本は「日本医療経営実践協会」の推奨試験対策テキストです。
テキストの学習+αとして、ご紹介した本や資料を活用いただくと、合格にグッと近づいていくと思います!
☞http://www.jmmpa.jp/examination/cat7/
今回の内容は、以上となります。
仕事をしながら学習されている皆さんにとって、勉強時間は限られています。
是非、今回ご紹介した本を参考に、効率的な学習を目指しましょう!
次回は、「医療経営士の資格が活かせる仕事って、何?」についてお話します。
医療経営士の資格を取ったはいいけど、意味あったのかな?という方、全然仕事に活かせてないんだけど…という方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
では、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!