30代で転職をする時の注意点
2020.10.15
こんにちは!経営戦略研究所㈱の乙川です。
みなさんはこれまでの社会人経験の中で転職を考えたことはありますか?
学生から社会に出る時に、自分が希望していた会社に入ることができてとても充実している!
と感じている方も、もっと自分に合った仕事ができるのではないかと日々悶々と過ごしている方もいると思います。
私は大学を卒業し、一社目は広告会社、二社目外資系生命保険会社、そして経営戦略研究所㈱で3社目になります。
これまでの経験を踏まえ、本日は30代になってからの転職で注意すべきポイントをお伝えさせていただきます。
上記したように、
皆さんもこれまでの社会人経験の中で、
転職のことが頭をよぎった方は多いと思います。
社会人3年目 :ある程度仕事が出来て、今後のキャリアについて考える時期。
社会人5年目 :仕事を任せられるようになり、社内でも責任が伴う時期。
社会人10年目:自分の職場での身の振り方が分かり、余裕が出てきていて、人生においてどのように仕事を捉えるか固まる時期。
会社に在籍して長くなればなるほど、自分の会社での立ち位置が見えてくると思います。
自分の立ち位置が見えてくると、そのまま居続けるのか、もしくは新たな仕事にチャレンジするのかの2択に迫られることになります。
そして新たな仕事にチャレンジすると思えば思うほど、
「本当に転職して大丈夫だろうか?」
「現在の会社で限界が見えてきているけど、ある程度の給与も決まっているし・・・」
「このまま職場を変えない方が家族にとっても良いかもしれない・・・」
と思い留まる気持ちが強くなります。
人は環境が変わることに対してストレスを感じる生き物なので当然のことだと思います。
そこを乗り越えることが出来た人には新たな環境でチャレンジする権利が与えられるのです。
30代で転職する時に決めておきたいことは下記3点です。
・自分のやりたいことを明確にする。
・周囲に応援してくれる人がいる。
・覚悟を決める。
・自分のやりたいことを明確にする
新たな仕事にチャレンジする場合、これまでの経験を踏まえ自分がどのようなことができるのか、また自分がどうなりたいのかを具体的にしておくことで、転職でステップアップすることができます。これが定まっていないと路頭に迷うことになります。初めて社会に出る時、就職活動では、自己分析や他己分析をしっかり行ったと思いますので、転職をお考えになる際には改めて自分と向き合う時間を取ることができると良いです。新卒の時よりも具体的にイメージすることができます。
・周囲に応援してくれる人が居る
あなたには、日頃から何か物事を相談できる仲間がいるでしょうか?または、メンターと呼ぶことができる人がどれくらいいるでしょうか?中途採用は、企業にとっても、同業界もしくは別業界で活躍してきた優秀な人材を獲得するチャンスなので、力を入れている企業は多いです。そのために、優秀な方であればあるほど、あらゆる手段であなたを獲得しようとします。企業から積極的にオファーをもらうことで、「自分は認められている」と感じ、中には冷静な判断ができなくなってしまう人もいます。そういう時に、「~に転職することを考えているんだけど、どう思う?」と相談できる相手がいることで客観的な判断ができます。そして家族への相談は必須です。転職することでこれまでの時間の使い方や生活のリズムが変わることで家族へも影響が及ぶからです。家族が喜んで応援してくれる環境であれば新たな仕事にチャレンジすべきだと思います。
・覚悟を決める
前職ではこれまでの経験を元に新たな仕事にチャレンジすると思いますが、まずは新たな職場に慣れることが重要です。例えば、同じ業界への転職だとしても、それぞれの企業によって仕事のやり方は異なります。そして、新たな職場での人間関係を築く必要があります。自分はこれまでこういう仕事をしてきたと言う自信や自負はあると思いますが、自分1人では仕事はできません。新たな職場での人間関係を築くからこそ、これまでの経験を発揮最大限に発揮することが可能になります。新たにイチからスタートするという覚悟が重要です。
経営戦略研究所株式会社では、様々な業界からコンサルタントへ新たなチャレンジをしている仲間がいますので、ご興味のある方は弊社のHPをご覧ください。