ベンチャースピリッツを持つ人が向いている理由とは?
2021.10.11
こんにちは。
経営戦略研究所株式会社の萩原直樹です。
今回はベンチャースピリッツを持っている方に弊社の仕事がなぜオススメかお伝えしていきたいと思います。
ベンチャースピリッツって何?
ベンチャースピリッツとは新しいことに対して、「立ち向かう努力」や「決してあきらめない継続力」などを指します。
特に志などを指すことが多いですが、これは創業者だけでなく、一般の会社員でも同様のことが言えます。
自分の成長を考えたり、長期的な人生の視点を持って、挑戦し続けていること自体がベンチャースピリッツを持っていることと同義なのです。
自分の人生を変えたいと考えた時に、「短期的に変える事は非常に難しい」と思います。
ただし、どれぐらいの期間で成功するかを予め決めて行動する場合には人生を変えられる可能性があります。人は人生において全力で働ける時間は限られていると考えています。
結婚したり、子供ができたりするとライフステージが変わるため、今まで全て自分で決めていたことも1人の判断で動くことが難しくなります。
ライフステージが変わる中でも自分の人生をよりよく考え、多角的に物事を捉えるためにも【ベンチャースピリッツ】が必要になってきます。
ベンチャースピッツは必ずしも企業に在籍する延長線上で考えるのではなく、自分の人生を変えたいと考えたときに必要になってくる根幹的な自分自身の在り方でもあります。
社会に出てから必要なのは過去の学歴ではなく、自分がどのように人生を設計していくかというライフプランニング力になってきます。
自分ではコントロールができない様々な環境・事情があり、あきらめそうになることもあるかもしれませんが重要なのは有事がある前に自分で物事を決めているかどうかです。
皆さんはジャーナリングをしたことがありますか?
自分の人生でどのようなときに1番楽しいと感じ、輝いていたのか、
また、どのような時に苦しく、努力ができていたのか。
過去の人生を振り返りながら、線を引き振り返る手法です。
就職活動を行う時は上記のようなジャーナリングを行っていたり、自己分析を行っていると思いますが、時間が経過していくと未来ばかりを考え、過去の成功体験や考え方を振り返らないことが増えてきます。
ましてや、今を変えようとしていないこともよくあります。
経営コンサルタントの仕事は様々な問題に対して、目標をもった課題に変えて解決していく必要があります。問題がなぜ起きているのか原因把握と解決手法を立案していきます。
ヒト・モノ・カネの問題は多数発生し、経営者は多くのことを解決できず、そのままにしています。
短期的に解決するものは簡易なものが多く、長期的に対処すべき難題をあえていくつもピックアップし、向かい合わなければ本当の意味での経営は変わりません。
経営者と共に考える働き方は経営コンサルタントの力の見せどころであり、重要な責任を負う部分でもあります。経営コンサルタントは実践する内容に対するリスクとメリットを明示しなくてはいけません。メリットだけが優先される手法はほとんどありません。そして、メリット・デメリットではなく、しないこと・できないことは経営リスクになるのです。
ベンチャースピリッツを持ち、自らが主体的に企業を変えていくという意識があれば様々なものが見えてきます。社内だと見えないことも社外から見てみると、明確な問題として見えることもあります。役割分担などがわかりやすい例です。
全員で同じことをするのではなく、役割を明確に分けて特定の人に特定の業務を任せたほうが良い場合があります。
頭でっかちに様々なフレームワークで考えるのではなく、現場一人ひとりにヒアリングを行い、具体的な課題に対して改善案を提出していきます。
机上の空論ではほとんどのことは解決しません。
現場の人が動いてくれる仕組みを設計することが長期的な環境改善に変わります。
人が動くには【意味付け】が重要になってきます。
ここでも気持ちが強いかどうか(ベンチャースピリッツ)が問われます。
会社をよりよく知り、よりよく変えたいと言う気持ちが伝われば相手は動いてくれます。
ただし、手法だけの提案では相手は動いてくれません。
相手を変えたいと思うのであればまずは自分が相手よりも相当量の熱い気持ちで向かわないといけません。
弊社が行っている経営コンサルティングは医療機関(医療機関)に対して行うものです。
歯科医院は人数は少ない組織のため、一人が変わると大きな変化が訪れます。
一方で一人が悪くなってしまうとその影響は他スタッフを巻き込む影響力を持ちます。
コンサルティングの対象は一医院5名から90名まで、ユニット台数は3台から22台までと非上に幅広いです。
働いてるスタッフは女性が多く、20代の方が圧倒的に多い職場です。
20代女性が圧倒的に多い環境では正解を伝えるのではなく、行動の意味付けや方向性の明確化が重要になってきます。
ここでもベンチャースピリッツを持ちながらの会話が大切です。
今を変えることにより、未来が変わり、自分がより良くなると感じると人は動いてくれます。
経営コンサルティングに挑戦したい人は相手を動かす力が求められます。
コミュニケーション、コーチング、財務分析、医院設計、仕組み作りなど多方面で自分のスキルは磨く必要がでてきます。
あなたは本当に描きたい未来を考えられていますか。
どこかで他人、過去、環境のせいにしていませんか。
あなたが人生の一定期間を努力して未来を変える覚悟があればなりたい自分になることができます。
ベンチャースピリッツをぜひ発揮してみてください。
萩原 直樹
前職の大手求人広告会社在籍中は営業としてグループMVP、チーフとして全社MVPを受賞。18ヶ月連続売上・新規数字目標達成記録を持つ。その後、採用コンサルティング会社に6年間、勤務。大手小売業を担当、組織の仕組化を提案。営業で鍛えた行動力と採用コンサルで鍛えた論理的思考力で成果を出している。