新しい事業を生み出すコツは○○!
2021.11.01
弊社の事業の大きな柱は二つです。
それは「コンサルティング」と「セミナー」になります。
ただ、毎年新規で新たな提案をする機会が設けられています。
多くは新規のセミナーではあるのですが、少し違った角度からこれまでにない提案もあります。
私もありがたいことに、今年(2021年)に3つほどセミナー以外の新規事業に関わらせていただいております。
私自身、大学卒業後から1社目、2社目と新規事業開発に携わらせていただいており、経営戦略研究所に入社する直前も知人と新規メディアを立ち上げたり、という経緯もあります。
そこで、ちょうど社内で新サービスもスタートしており、これまで立ち上げた新規事業の経験から、いろいろと反省点もある一方で、やりながらやっぱりそうだよなぁ、って思う部分もあるので、したためようと思いキーボードに向かっとります。
新規事業を生み出すコツは「ギャップ」
新規事業といってもいろいろとあります。
プロダクトの開発、サービスの開発、既存事業の延長上にあるプラスアルファの事業。もちろんこれだけではありません。
じゃぁ、新規事業を考え、それを成功させる人ってどういう人か?
それは「価値を作り出す人」。
私はこれ以外にないと思っています。
では、「価値」とは一体何か。
それは、その事業(プロダクト、サービスなど)を体験した前後でギャップをつくること。しかも、プラスのギャップだと思っています。
具体的には、たとえば弊社のセミナーに置き換えると、セミナー参加者が抱えている課題が解決されることです。
マーケティング(増患、自費率アップ)だったり、採用、人材育成、定着などに関する悩みです。
しかし、新規事業となると、それだけでは足りません。普段あまり意識することはないかもしれませんが、課題、悩みがあるということは「本来行きたかった場所」があるということ。
だからその場所がどこなのかを正しくとらえ、ゴールを設計し、そこに向かってサービスを作り上げていくことが「新規事業を考える」ことだと考えています。
その結果生まれた(と個人的に思っているのが)、SNSの活用に特化したセミナーなんかはそうかもしれません。
弊社代表の岩渕がメインで講師をするセミナー以外では、過去最高の参加者だったのではないでしょうか?
過去、実際に多くの経営系セミナーでインスタやらFacebookを使っていきましょう、と言われてきました。一方で、医療機関におけるSNSの活用方法がわからない。
他業種に目を向けてみると、こんな風にできたらいいな、とかあこがれはあるわけです。
そのゴールイメージ、実際に事例をもとに落とし込む、という観点から生まれたセミナーだと思っています。
なぜ、多くの新規事業は立ち消えるのか?
多くの新規事業は課題に注目して作られることが多いからだと思っています。
「課題からアプローチする方法」ですね。
この方法だと、課題(現在)を中心においてそこから視点を広げていく作り方になっちゃうので、今ある技術とか解決方法にフォーカスしちゃいます。
そうすると同じ会社内でも、「自分の考え」(正義)が出てきてしまって、なんかずれちゃうんですよね。
結果的にここに顧客がいっぱい集まってるし、ってことでターゲットもブレちゃいます。
幸いにして、弊社は業種を絞った特化型のコンサルティング会社なので、ある程度はぶれても最小公倍数に落ち着くのかなと思っています。
一方で、弊社がとっている(と思っている)手法は「ゴールからアプローチする方法」。
未来のある一点から現在をぐっと引っ張りあげるような事業の作り方をしています。
例えば、「1億目指したいです」「自費率●%までもっていきたい」「●●に集中できる治療」など。
比較的柔軟にゴールと課題をイメージしながら事業を考えることが出来るのは、先にもお伝えした通り業界特化型のコンサルティングスタイルだからです。
まずはベースを作り、コンサルティングを学び、その後新規事業の開発という道も弊社には存在します。
興味がある方はぜひ一度お話ししに来てみませんか?