前職ではIT企業で対法人のソフトウェア開発をしていました。主に金融系や財務関係のデータを自動処理するようなソフトをつくっていました。大学の工学部で電気や情報処理の勉強をしており、ものづくりが好きだったことから自然と前職のような仕事を志すようになって、実際10年勤めたのですが……。
だんだんと、現場を知りたいという気持ちが強くなっていったんです。エンジニアってずっとパソコンに向かって作業をしているから、顧客との接点が少ないし、直接的に役に立っていることを感じにくい。ただただ目の前の仕事をするだけの日々にもどかしさが募って、顧客と接点のある仕事がしたいと思うようになりました。
実は、前職時代から代表の岩渕とは知り合いだったんです。同じ地域のバスケットボールチームに所属していて、岩渕が歯科専門の経営コンサルティング会社をしていることも知っていました。ある時、転職について相談したら「うちに来ないか?今の経験も活かせると思うよ」と言ってくれて、現在の職場に転職する決意をしました。
入社したきっかけ
仕事のやりがいに関して
やはり、自身の提案で医院が良くなっていく過程を間近で見られることですね。
例をあげると、ある医院で、院長とスタッフの関係があまり良くないという課題がありました。そこで、人手不足もあったので、新しいスタッフを雇うことを提案。ただ、それまでの採用活動に課題があったかもしれないという懸念と、どういう人を採用するかまで関わる必要があると思ったので、面接の内容を逐一記録してもらい、一緒に選考することにしました。
院長と話し合って採用したのは、明るいムードメーカータイプの女性。院長にも軽い冗談のような口調でダメ出しができる人で、院長とも良好な関係を築き、スタッフと院長の橋渡し役になってくれたんです。
2ヵ月経った頃には医院の雰囲気がグッと明るくなり、院長とスタッフの関係もすごく良くなって、みんなが働きやすい職場になっていました。院長だけでなく、既存スタッフからも感謝されたほどです。
このように一つひとつの提案で医院に大きな変化が生まれます。自身の提案で医院が良くもなり、悪くなることもあるので、日々のコンサルティングに責任を感じながら、医院の成長が私自身の成長にも繋がっていると感じています。
新たに加わる仲間への想い
私は元エンジニアという異色な経歴で、この世界に飛び込んできました。最初は、もちろん上手くいくか、不安を感じることもありました。
ですが、自分自身の成長のため、そして価値を高めるには、同じ場所に留まっていてはいけない、むしろ新たな事にチャレンジし続けることが大切だと、気づかせてくれました。それが困難な道であればあるほど、得られる成果も大きいと思います。そして、一緒にその成果を称え合う仲間がいるからこそ、最後までやり抜けるのだと思います。その環境が弊社には揃っていると、今、実際に働いていて実感しています。
ぜひ、一緒に働くことを楽しみにしています。