皆さん、こんにちは。経営戦略研究所 株式会社　代表取締役　岩渕龍正です。

「新卒から医療経営コンサルタントになるには」の第４回は「私の就職活動」です。

私は新卒から船井総合研究所に入社しました。
先ず、基本的に私は大学で勉強したマーケティングを活かせる会社として「経営コンサルタントになる」ということを決めていました。

ひとつは、大学の恩師である江口先生が大学の教授もしながら、企業の顧問・コンサルタントとしても活動していて、その組織に依存しない生き方がとても素敵だったからです。

組織に依存しなければ、言いたいことが言えるし、やりたいことがやれるし、やりたくないことはやらなくていいのです。

もちろん、組織に属している以上、組織のために仕事をします。
自分のわがままでやりたい、やりたくないを判断するのではなく、本当に組織にとって、お客様にとって、おかしいと思うことはおかしいと言えるというのは私は大事なことだと思うのです。

組織に依存していると、それさえも、言えなくなってしまう。
それは生き方として嫌だなと思っていたのです。

二つ目は私の父親が中小企業診断士の資格を取得し、経営コンサルタントとして独立をしていました。
その姿も少なからず、私に影響を与えたことは間違いないと思います。
実は、今の経営戦略研究所という会社は父親が設立した会社を私が継承しています。
（継承に当たっては、色々なことがありましたが、それについてはまたいずれ）

三つ目は同じ大学のゼミの先輩で船井総研に勤めている柏倉さんというその後、生涯の恩師となる方がいたことです。

実は、就職活動に当たっては外資系のコンサル会社も受けてはいました。
しかし、合格しませんでした。それもありますが、父親との話の中でも、こんなことを考えていました。

「いきなり、大学生から外資系のような戦略系と言われるコンサル会社に就職すると、現場のことが全く分からずに、戦略を立案することで頭でっかちになり、机上の空論コンサルタントになってしまうのではないか？」

そんなこともあり、できるだけ現場に近いコンサルティング会社を志望していました。
それが船井総合研究所だったのです。

ゼミの先輩である柏倉さんの後押しもあり、無事、船井総合研究所への内定が決まり、私の就職活動はそこで終了となったのでした。