実践的なロープレ研修で実力アップ!
2016.06.17
こんにちは。
経営戦略研究所株式会社の岡本雅史です。
今回は、ロープレ(ロールプレイング)についてお伝えしていきたいと思います。
研修期間も終盤に差し掛かると、コンサルティングを受けたい、という医院の院長先生を会社に招いて、経営相談会を行います。
コンサルティングを受けたい、とキャンセル待ちしていただいている医院が常時60医院近くある状態においても、経営相談に来て、相談したコンサルタントが何を言っているかわからなかったり、提案内容に信ぴょう性がなければ、コンサルティング契約には至りません。
医院の課題の本質を突き止め、そこに対してズバっと解決策を提示する。しかも、ただの理想論ではなく、医院の現状に即した進め方を提示することが求められるのですが、1医院あたり2時間という短い時間の中で、ヒアリングを行い、さらに解決策までを提示することは簡単な事ではありません。
しかも、営業ではないので、院長先生が喜びそうなことばかりをいって契約を狙うことはしません。時には院長先生に耳の痛い話をすることもあります。
どのような解決策を提示することが医院にとって最適なのか、課題の設定の仕方から、課題の掘り下げ方、ヒアリングと提案の時間配分、「コンサルタント」としての話し方や振る舞い方に至るまで、この経営相談会にむけて必要な技術を身に着けるために社内ではロープレを行います。
先輩社員を院長に見立てて、いろいろな提案をしてもらい、それを他の社員たちが評価していくのですが、ここで甘い採点をつけてしまうと、そこがその社員の基準になってしまうので、愛情をもって厳しく判定していきます。
厳しいアドバイスが多ければ多いほど、提案の幅も広がり、成長していく事ができますので、決して凹まないでくださいね(笑)
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。