ハードなのは良くても長期的に働ける環境ではない?
2017.01.30
こんにちは、経営戦略研究所、コンサルタントの渡邊です。
早速ですが、人は仕事を選ぶ時に「その人にとってのより良い環境を求めるのだ」と
私は思います。
今の仕事より給料をあげたいなと思えば給料が高い仕事を
今よりやりがいのある仕事をすると決めれば自分がやりたい職種へ
雇用形態や勤務時間などの条件を改善したいと考えれば、その条件を満たしてくれる会社へ
自分の力をつけたいと思えば、それが実現出来る環境へ
それぞれチャレンジしていくのだと思います。
しかし、自分はその中で何を優先するべきか、ということが非常に難しいのだと思います。
長期的に働ける環境とはこの自分の優先順位を決めて、なるべく満たしていくということだと思います。
それは、転職に限らず、今の職場で頑張ることも含めて大事なことです。
まず、前提として会社の方針に共感できるか、その会社で働く人との関係、労働条件などの
面をチェックすることが必要だと思います。
これは、満たされないと一発で不満になる衛生要因と言われています。
次に、仕事内容や、承認されるかどうか、自分のやりたいことが達成できるかどうかといった
動機づけ要因を考える必要があると思います。
これも満たしてあげないと、やる気が続かないといったことが考えられると思います。
当社のケースで言うと、ハードな環境ではありますが、年末に勤続10年の社員の表彰がありました。
会社が今の体制になってから12年の歴史で10年間です。
それは、本人の頑張りはもちろんですが、クライアントの皆様との関係性や、
社内の長期的に働ける環境整備の取組み、やる気を継続していける取組みの成果だと思います。
社内では、毎月会社をより良くするための改善提案を社員から発信できるという長年行っている取組みから、
チーム制を組んでお互いを承認しあう体制づくりといった新しい取組みまで、
変化することも重要だと考え様々な取組みを行っています。
しかし、このような話をどれだけ話を聞いても、ピンとこないかもしれません。
情報もありふれていて、果たして何が良いのか、なかなか決められないような時代になってきていると思います。
その場合は、新卒の時にOB・OG訪問が盛んに行われていたように、
その会社や部署で長く働いている人は、どのようなことを大切にしている人なのだろうか
という視点で、会って確認するということが重要だと思います。
私もそのような機会に恵まれて、転職をすることを決断しました。
ハードな環境であっても、それがその人の動機付けの要因となると確信が出来れば、
長年やる気を継続していける可能性は十分にあるのではないでしょうか?
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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