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体力に自信が無いから無理

2017.02.28

おはようございます。
経営戦略研究所コンサルタントの渡邊です。
本日は「体力に自信が無いから無理」という考えに対して書いていきたいと思います。

今までのブログを読んでくださった方の中には、
この仕事はタフな人でないと出来ないのではなか?と思われる方が多いかもしれません。
確かに、当社の経営コンサルタントの採用基準の一つにタフさがあります。
それは、月の半分ほどを全国のクライアント先へ伺い、月に1回会うスタッフさんとの面談、院内でのMTGなどを医院毎に実施し、毎日異なる環境でコンサルをしていくからです。精神的にも体力的にもタフでないと出来ないと思います。

しかし、「体力に自信がないから無理」という考えの背景には別の意見が隠されていると思います。それは優秀な方にありがちな、体力を使って仕事をするのではなく、頭を使って効率よく働きたいという意見です。私はこの考え方に反対するつもりはありません。私自身も効率よく働くことの重要性は日ごろから実感しています。その場合は、自分や自組織の効率をあげて長く働く代わりに生産性の高い仕事をすることで今まで以上の成果を出すという考え方が重要になってくると思います。

どういうことかと言いますと、効率的に仕事を進めて早く帰れたとしても、成果が落ちてしまえば全く意味がないということです。実際にはこのような方は非常に多いと思います。

最近ニュースを見ていてびっくりしたのですが、ある勤務時間に関する意識調査では、日本人は給与が下がっても勤務時間を短くしたいと回答した人が14.1%と調査対象の24ヵ国中最上位だったようです。(グローバル平均は6%。)
しかもその早く帰った時間を何に使うかに関しては明確でない人が多いという結果でした。
つまり、なんとなく、短く働きたいという人が多いということだと思います。
このような考え方では高い成果があがるわけがありません。

私は成果が出る出ないも、結局は量×質だと思うのです。
量とは時間のことで、その時間をどう配分するかで成果が大きく変わってきます。家族との時間を多くとれば、家族からの信頼を得やすくなり、仕事に使う配分を多くすれば、仕事の評価を得やすくなります。
そして質とは、より成果のあがる効率的な仕事の進め方、自身の能力アップなどを実現することだと思います。

まだ能力が発展段階のうちに仕事のための時間を制限してしまうと、そこで成長がストップしてしまいます。よく大手の方でありがちな考え方として、他の人の能力や時間を使って高い成果を出すことに注力している人がいますが、これだけでは自分の能力開発にはあまりつながらないと思います。企業に万が一が起こった時には困ってしまうと思います。

能力が発展段階にあるうちは、仕事にかける時間量を増やしていくことが重要だと思います。その中で日ごろの業務にかける時間と自身の能力開発のための時間を同時に確保していくことがポイントだと思います。

この仕事にかける時間量を保つためにはやはり体力が必要です。
そしてこの体力は鍛えることである程度身につけることが出来ます。
しかし、それは若いうちに習慣として身につけられなければ、
年を重ねた後は身につけることは出来ないと思います。
それは、年を重ねた社会人の先輩に話を聞くと、以前より体力が持たなくなったという
話は聞きますが、体力が増えたという話はあまり聞いたことがないからです。
しかし、ハードワークが身についている人は、
年を重ねてもハードに仕事が出来ていると思います。

「体力に自信がない」と選択肢を狭めてしまう前に、
成長のためにも「自分の体力を増やしていく」という考えで
働く環境を考えてみても良いのではないでしょうか?

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