起業経験は医療経営コンサルタントへの転職にどこまで役立つのか?
2017.07.02
皆様、こんにちは。
経営戦略研究所コンサルタントの染谷です。
今回から数回に分けて起業経験や経営経験が医療経営コンサルタントへの転職にどこまで役立つのか、
をお伝えしていきたいと思います。
まず、私は過去に3社の取締役の経験、そして2社の会社立ち上げを経験しています。
1社目の事業開発コンサル時の会社立ち上げを入れると、
4社の会社立ち上げ経験がああります。
結論から申し上げると、起業経験は医療経営コンサルティングに相当程度役に立っていると感じています。
幾つか理由はあるのですが、一番大きのは
起業当初を経験していると、「従業員の占める役割の大きさ」を身をもって実感できるからです。
もちろん、会社の成長には「代表の持つ影響力」がとても重要になります。
しかし、その他の業務や代表の思い描くビジョンを遂行する業務の大きさは
マチュアな会社の従業員のそれとは比にはならないほど大きいです。
実際に1部上場企業での勤務経験もありますので、あながちこの感覚は大きく外してはいないのではないでしょうか。
これを、医療経営に置き換えてみると、
院長(代表)の影響力やスキルで医院の業績はある程度左右されます。
しかし、受付、準備、片付け、アシストなどを全て院長が采配していては医院の経営は回らなくなります。
多くの医院ではスタッフの皆様に任せてしまっていると思います。
院長は診療業務に専念できているのも、スタッフの皆様の役割によることが大きいと知っているのです。
そのため、当社のコンサルティングではスタッフの方々にしっかりとお話を伺いながら、
医院の経営(マーケティング、マネジメント)を随意決定していきます。
一般企業の立ち上げ当初のフェーズを経験しているか、していないかで、
コンサルタントは従業員に対する認識が大きく変わってくると思います。
当社には、代表を除いても起業経験者が3名います。
立ち上げフェーズ、成長フェーズ、安定フェーズという3段階のフェーズのどこかを
当社のコンサルタントは少なからず経験しているのはコンサルティング会社としては多いな強みになると感じています。
そして、多くの医院は事業規模しては立ち上げフェーズに該当すると考えても良いのではないでしょうか。
企業経験は医療経営コンサルタントにとってとても優位な経験に成ると思います。