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ファンドマネージャーから医療経営コンサルタントに転職するにはどんな経験が必要?

2017.09.24

皆様、こんにちは。
経営戦略研究所コンサルタントの染谷です。

前回に引き続きファンドマネージャーからの医療経営コンサルタントへの転職について書いて行きたいと思います。

今回は「経験」についてです。

ファンド運営されている方だけでなく、他の方にも通じる疑問かと思いますが、「どんな経験が必要か」についてです。

 

この点については、実はあまり社内で共有されることがあまり無いため(すみません、しているけれど私が聞いていないだけかもしれません)、私の所見になってしまいますが、参考にしてみて下さい。

 

私が考えるに「マルチタスクの経験」だと思っています。
つまり、同時並行的に様々な案件、タスク、業務をこれまでにどれだけおこなってきたか、です。

理由は後述しますが、例えばハンズオン型VCの投資担当者は、(会社の方針によりますが)投資するに当たってのデューデリジェンスだけでなく、担当投資先の財務、マーケティングなどを並行して行っていると思います。そういうマルチタスクです。
あと、営業をされている方だと、クライアント、お客様を多数抱えていて、クライアントやお客様毎に提案を変えているというのもマルチタスクに入れてもいいと思います。
(中には、同じ提案を金太郎飴のように営業されている方もいると思います。ただ、これも悪いと言っているわけではなく、マルチタスクでは無いと言っているだけです。)

 

では、なぜこのマルチタスクの経験が重要か。

これは単純に受け持つクライアント医院様が1件では無いからです。医業収入での規模の違い、人員規模の違いと様々なクライアント様を担当することになります。

コンサルから帰って来て、オフィスで業務を行うにあたって、1日の中で一週間分のクライアント様の作成物や採用にむけた業務などを行うことになります。

そうなると5医院からときには10医院近くの業務を1日2日でこなさなければなりません。

そのためにも、やはり1日の中で効率よく業務を回すことが出来るマルチタスク能力は必須スキルになってくると思っています。

 

もちろん、入社後に身につける事ができるスキルではありますが、早めに身につけておいて損は無いスキルになるのでは無いでしょうか。

今、マルチタスクではないなと思っている方も心配することはありません。まずは、全く違う分野の本を3冊くらい同時並行して読むところから始めたら良いと思います。

特にファンド運営していると、様々な業界へ投資していると思います。

その時点で十分に医療経営コンサルタントに向いているにマルチタスカーなのではないでしょうか?

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