ファンドマネージャーからベンチャー系医療経営コンサル会社への転職に心配はないのか?
2017.10.02
皆様、こんにちは。
経営戦略研究所コンサルタントの染谷です。
前回はファンドマネージャーからの医療経営コンサルタントへの転職するにあたって、有ると良いだろう経験についてブログを書きました。
今回は、実際に転職するにあたって心配することがあるのか?について話をしたいと思います。
結論からいってしまうと、なんら心配することなど無いと言えるのでは無いでしょうか。理由は私自身がそうだからです。
理由は見てきた企業の数、そして(先般より申し上げているようにハンズオン型であれば)当事者意識が全く違います。実際に様々な分野の企業、規模、そして財務や営業といった業務をこなすことの出来る経験はそうはありません。
私自身、最初に担当したベンチャー企業は、インターネットサービスを提供する会社でした。その後、微生物系、アグリベンチャー、創薬、インターネット家電といった本当に様々な企業を投資担当者として実際に中から見てきました。私は5年半ほどの経験しかありません。
実際に長期間、そして規模の大きなファンドに所属している方は私以上に多くの会社を見ていると思います。そして、それぞれの会社の抱える課題も経験していると思います。
それは何も一般企業のみならず、医療現場もそうなのです。
マーケティング面もそう、採用やスタッフさんの問題、院長の問題といったマネジメント面についても、それほど問題は大きくは変わりません。
投資するにあたり、人的なリソースやキーマンを確認することである程度マネジメント面のスクリーニングはできていることが多いですが、その後の採用でとんでもないのが来てしまう、というのも過去に経験しました。
とまぁ、色々と書いてきましたが、心配することはあまりないということです。出資段階に深々と頭を下げてもらって、実際に年月が経ち「◯◯さん、毎月の管理厳しすぎて会社のこと考えてくれているんですか?」など嫌な顔をされて言われる事に比べると、今の医療経営コンサルはとても感謝されている、いい仕事だなと思います。
とはいえ、1つ言えるのは、実際にお金を出している(出資している)から必死で頑張っている、というのでは成果は上がりにくいです。
もちろん報酬は頂きますが、お金以上にクライアントラブ、こそがものをいう仕事だなと思います。