大手企業の安定を捨てて中小企業に転職した理由
2020.03.15
皆さん、こんにちは!
経営戦略研究所の井ノ上です。
私は前職では某大手IT企業にて10年間ほど勤務していました。
そんな大手企業で安定した仕事についていた私が、なぜ今の会社、経営戦略研究所に転職したのかをお話したいと思います。
大手企業に勤めている方は、安定した仕事、安定した収入、そして安定した生活が保障されているかもしれません。それもいままで話です。そもそも大手企業が安定と考えている方は、かなり危険ですので、ぜひ最後までお読みください。
「人生100年時代」と言われ、80歳を過ぎても働きつづけないといけない世の中が待っています。そんな時代になった時に、大企業は80歳になった我々を全員、十分な給与を支払って雇用してくれるのでしょうか?
答えは違うと思います。
一部、優秀な方を除いて、企業はシニア人材に対しての雇用は厳しくなるでしょう。また、継続雇用するにしても、異なる職場に配置転換など、キャリアの転換を求められます。ずっと開発一筋でやってきた人間が、いきなり人材育成を担当してくれなんて言われても、設計書、プログラムコードしか見てきていなかった人間からするとできないでしょう。仕事にもつけず、期待もできない年金で老後をほそぼそと暮らしていくことになります。
ただ、これからはそういった時代が待っています。
同じ環境、同じ人種の人と仕事をし続けることは、自分自身の仕事の幅、また成長を阻害してしまうと思います。特に大企業で働いている方は、それに陥りやすいと感じます。企業の中での物差しで物事を考えてしまう癖がついていますし、何かあったら企業が守ってくれると勘違いしやすいです。大企業病というやつです。
これからの時代は、自分自身で仕事を見つけ、そして稼ぐための力を身に付ける必要があります。大企業ではそういった新しい仕事を探す、またチャレンジする機会が極端に少ないと感じていますし、大企業のそういった体質は、今後も変わらないと思います。
私は今の職場についてから、これまでのエンジニアの経験に加えて、経営コンサルタントとしての知識も増えて、仕事の幅がかなり広がったと感じています。
例えるなら、いままで数学と物理が80点、国語と英語は20点でしたが、転職することで、国語と英語も80点近くまで上げることができています。転職せずに以前の職場で働きつづけていた場合は、数学と物理が90点まで上げっていたかもしれませんが、その10点アップにどれくらいの価値があるでしょうか?
再雇用の話に戻りますが、雇用者側に立った場合に、数学と物理のみが90点の人と数学と物理は80点だけど、国語と英語も80点の人とどちらが採用されやすいでしょうか。
もちろん後者だと思います。
実際に弊社で働いてみて、そのコンサルタント業務が多岐にわたることに驚かされます。経営学、医療分野、戦略的思考、また、WEBマーケティングが日々のコンサルタント業務の中で自然と身についてきます。国語と英語だけでなく、情報、体育、芸術などオールマイティに学ぶことができると感じています。
また、弊社の社風としてやりたいことは自由にチャレンジさせてくれます。自分自身で新しい分野の開拓もサポートしてくれています。
将来、長期的に働きつづけるためにも、特に大手企業で働いている人は、仕事の幅を広げるために社内異動や転職をお勧めします。