医療経営士の試験にはどのような問題が出るの?
2020.08.06
こんにちは!
経営戦略研究所の前田雄太郎です。
私は「医療経営士1級」の資格を取得し、医療経営コンサルタントに転職しました。
シリーズの第二回は、「医療経営士の試験にはどのような問題が出るの?」についてお話しします。
今回の話は
・医療経営士の受験を考えている方
・医療経営士の資格は持っているけど、さらに2級、1級を目指している方
におすすめの内容です。
医療経営士の勉強を始めるにあたって、最初のハードルとなるのは、あの「テキスト量の多さ」ですよね? (※協会推薦試験対策テキスト☞http://www.jmmpa.jp/)
医療経営士3級【初級テキスト】:全8巻
医療経営士2級【中級テキスト】:全19巻
医療経営士1級【上級テキスト】:全13巻
…積み上げてみると、なかなかの高さがあります。
…とりあえず明日から頑張ろう、という気持ちになりますよね…私もそうでした。
しかし、一歩ずつ学習していけば、皆さん必ず合格できます!
さて、「どんな問題がでるのか?」についてですが、ネットで検索しますと、3級や2級の情報は多く出てきますので、沢山の情報がないと不安という方は、そちらを参考にしてください。
今回は、超シンプルに要点だけ!をお伝えします。
問題については、当たり前ですが、3級~1級すべてにおいて、協会推薦試験対策テキストの内容がベースとなります。
・3級については、【初級テキスト】を読み、練習問題を解けば、まず大丈夫でしょう!
・2級になると、【中級テキスト】+時事問題も出てきますので、日ごろから医療ニュースに興味関心をもち、医療情報にたくさん触れておくと、合格の可能性が高くなります。
(おすすめ問題集☞https://eiichiro007.stores.jp/)
※その他の「おすすめ本」は本シリーズのどこかで、まとめてご紹介します。
・1級についてですが、3級、2級はマークシートであるのに対し、1級は「第一次試験:筆記試験」と「第二次試験:面接試験」があり、筆記試験は「短文記述形式」「論文記述形式」にわかれています。
このように、3級、2級とは出題形式が大きく異なります。
ですので、3級、2級とは違った対策が必要になるということです。
今回は、筆記試験についてお話します。(☞面接対策は次回のブログにて)
まず安心していただきたいのが、出題形式が異なるといっても、特に「短文記述」においては、テキストベースは変わりません。☞【上級テキスト】
・例えば、「バランストスコアカードの普及と定着に重要な要素は?」というような問題が想定されます。
一方「論文記述」になると、時事や総合的な幅広い医療の知識が問われてきます。
ですので、日々どのように医療情報と接するのかが非常に重要になります。
・「急性期病院の基本的な経営戦略は?」のように、広い知識とそれを整理し表現する力が試されます。
…と、紙面に限りがありますので、今回はここまでにして、
次回は、お伝えしきれなかった「医療経営士1級を仕事をしながらどう勉強したのか?」、その「勉強法」について詳しくお話します。
1級の話がメインにはなりますが、仕事をしながら3級、2級を勉強しようという皆さんにも、お役に立てるかと思います。
では、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!