衛生士が育休中のため常勤を雇うことに躊躇してます

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相談内容

衛生士のスタッフが育休中のため衛生士が足りない状況です。
現在は2年目の衛生士が1人しかいません。

増員も検討しているが、育休中のスタッフが帰ってくることを考えると、常勤を雇うことに躊躇しています。
以前、増やしすぎて人件費で苦労しました。

バイトも募集しているが、なかなか難しいです。
ただ、育休中のスタッフも遠方に引越し、さらに2人目の育休なので、当院に帰ってくるかは疑問です。
帰ってきたときの対応も検討しないといけないです。

そんな中、パートDHが応募してきてくれました。
しかし、メンタル面で問題を抱えてる感じでした。
どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

今回のケースでは恐らく、2人目の育休中ということと、遠方に引っ越したこともあり、戻ってこないと思われます。
この戻ってくるか来ないか分からないのに育休をとってもわないといけない、そして、採用していいかどうかもわかないというのは本当に経営する側には辛いことですよね。

恐らく、今回のケースでは戻ってこないと思うので、気にせずに採用活動をしっかりしたほうが良いと思います。
また、たとえ戻ってきてくれたとしても、大丈夫なように患者数を増やしていくことが大事だと思います。

以前も、そう考えていたけど、患者数を増やすことができずに苦労されたんだと思います。
先生は現在、経営塾に正会員として参加されてるので、経営塾で学んでることをしっかり着実にやり続ければ成果はかなり高い確率で出ます。

それはこれまで経営塾に参加してきたメンバーが証明してくれています。

最後にご質問があったメンタルの問題を抱えているパートDHの採用についてですが、これは見送ったほうが良いと思います。パートDHであれば、今、育休中のスタッフが復帰したとしても、人件費的に問題にならないから良いのではないかということだと思います。

確かに、そのお気持ちは私も経営者ですから、よく分かります。
しかし、「今、人手が必要だから」とか「今の状態にマッチしているから」という理由で猫の手採用をしていくと、医院は確実に崩壊への道を歩むことになります。

本当にその人がいいというのであれば、ぜひ、採用したほうが良いですが、そうでないのであれば、今回は残念ですが、見送ったほうが良いのではないかと思います。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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