妻は診療はしてくれるものの、医院経営には無関心といって良いほど関心がありません

妻は診療はしてくれるものの、医院経営には無関心といって良いほど関心がありません 成功哲学・成功法則

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相談内容

自分が院長で、妻が矯正専門医です。
現在は一緒に診療していますが、あと5ヵ月後に第一子を出産予定です。
妻は小児と矯正を担当してくれています。

しかし、妻は診療はしてくれるものの、医院経営には無関心といって良いほど関心がありません。これから妻が出産し、育児に入ると週2-3日しか診療に出ることができません。

そうなると当然、医業収入は下がります。
しかし、妻はそういうことについても無関心なのです。

なんとか、妻が出産と育児で抜ける分を補いたいと思ってるのですが、どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

奥様が小児と矯正を診てくださるというのは役割分担としては理想的な形ですね。

院長が一般と審美・インプラント
院長夫人が小児・矯正

これが理想的です。

後は、奥様が出られない分をどうするか?という話ですが、これは勤務医の先生を採用するのが良いかと思います。お話を聞くと新患数もかなりの数いるということなので、勤務医を採用して補っていくのが一番だと思います。

また、現段階で医院経営に無関心なのに、無理して診療に出させたり、考えさせたりすると夫婦関係が断絶する可能性があるのでオススメしません。

週2-3日、診療に出るだけでも大変です。
何日出るかは別にして、しっかりとサポート体制を整えることが大事です。

サポート体制とは、お子さんの面倒を見てもらえる体制作りです。
例えば、シッターさんを入れる、家事サポートを入れるということです。

意外と多いのが、診療に出ろ、医院のことも考えろ、だけど家事・育児もしっか
りやれという院長先生です。

これはムリですね。
院長夫人が実家に帰ります。

なので、しっかりとサポート体制を整えながら、院長夫人と一緒に価値観を共有することが大事です。

理想は経営塾のようなセミナーに参加することですが、医院経営に無関心な院長夫人にいきなり参加してもらうと大変なことになりますので、一緒の本を読んだり、一緒のTVを見たりして、共通言語を持つようにしてください。

その後、一緒に医院見学に行き、理想の医院を共有することが大事だと思います。
先ずは、そこまでやるだけで、出産で医院を抜けないといけなくなると思いますので、そのように先ずは頑張ってみてください。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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